データドリブン思考ではデータの価値は生み出せない。データの価値は逆算アプローチで創造する。データの価値は利活用にあります。でも、その利活用が分からないから困っているのです。ではどうするか?多くの社会人はビジネスに関わっています。「データの価値は、存在すること自体に価値があるのではなく、その利活用に価値がある」そのようなことは分かっている。というかたも多いことでしょう。しかし、「どう利活用すればよいのかが分からない」というボヤキもチラホラ聞こえてきます。このような問題の解決策があります。それは、データドリブン思考をやめるということです。今回は、これを解説します。
1. データドリブン思考では上手くいかない
データドリブンとは、データ駆動型のビジネス活動を意味しています。例えば、データドリブンなマーケティングと言えば、データをフル駆動させマーケティング活動を最適化することです。データ活用の運用時には、このデータドリブンを目指すのは、ある意味では当たり前のことだと思います。
しかし、どのようにデータ活用すべきなのかを考えるとき、データドリブン思考では、あまり上手くいきません。
よくあるのが、「手元にあるデータにこだわりすぎて、身動きできなくなり、データの利活用のアイデアを縛っている」という現象です。「このデータ、何かに使えないだろうか?」という感じで悩む現象です。
2. とりあえず、逆算アプローチ
ビジネスの思考法でお馴染みの「逆算アプローチ」で、どのようにデータ活用すべきなのかを考えれば、この問題はクリアになることでしょう。
しかし、なかなか分析担当者は、この「逆算アプローチ」をできないようです。どうしても、手元にあるデータや、すぐ取得できそうなデータをベースに、利活用の可能性を考えてしまうからです。
このアプローチもあながち間違いではありません。「一流のデータ分析者は、ありもののデータで何とかする」とも言われているからです。要するに、ありもののデータを見てパッと利活用を思い付き、データの可能性を引き出してしまうというのです。
このようなデータ分析者は稀で、何十年の実務経験が必要になる...





