営業やマーケティング担当者が、OODAループでモニタリングする指標(KPIなど)は絞る。指標(KPIなど)が1つ2つであれな問題ないのですが、指標(KPIなど)の数は少なくとも10から20程度、多くて100から200程度にはなります。「そんなにたくさんの指標(KPIなど)を設計できない」と思う方もいるかもしれませんが、指標(KPIなど)設計をしていると、意外と増えていきます。しかし、すべての指標(KPIなど)をすべての人がモニタリングする必要はないし、そもそもすべての指標(KPIなど)は見きれません。
問題は、指標(KPIなど)の数ではありません。問題は、どの指標を最重要視しモニタリングしていくのか、ということです。部署や役割に応じて、どの指標を主にモニタリングすべきかを考え、そして指標(KPIなど)を絞るのです。今回は本題に入る前に、ビジネスの世界でメジャー指標の概念である「KPI」と「KGI」のお話しから始めます。
1.ビジネス指標と言えば、「KPI」と「KGI」
(1) 有名な指標であるKPI
ビジネスで使う指標と聞くと、KPI(Key Performance Indicator、重要業績評価指標)を思い浮かべる人も多いことでしょう。
KPIとは、PI(Performance Indicator、業績評価指標)の中で重要(Key)なPIを意味します。要するに、たくさんのPIの中で重視するPIをKPIと呼んでいます。PIとは、パフォーマンス(Performance)のインディケーター(Indicator)です。何のパフォーマンスかというと、施策などのアクションのパフォーマンスのインディケーターです。このインディケーターを日本語で「指標」と訳します。インディケーター(Indicator)と似たような言葉に、インデックス(Index)というのがあります。インデックス(Index)も「指標」と訳されます。
違いは何でしょうか。違いは、蓄積したデータから直接計算して求めた「指標」をインディケーター(Indicator)と言い、複数のインディケーター(Indicator)から計算して求めた「指標」をインデックス(Index)と言います。有名な景気動向指数という「指標」...






