Excelレベルの分析をものにしたとき、データ活用の世界は変わる。多くの企業は、ビッグデータを使いこなし活用しているのではなく、ビッグデータに振り回されているようにさえ見えます。現実は、問題の根はもっと深いのです。ビッグデータに振り回され活用できないのではありません。そもそも、リトルデータすら活用する力がないのです。ビッグデータ云々以前の問題なのです。要するに、リトルデータ活用すらできない企業や人が、ビッグデータ活用を実現するのは無理です。問題の根にあるのは「データ活用の勘所」を掴めていないという問題です。データ活用の上手くいっていない企業の多くは、「データ活用の勘所」を掴めていません。
1. データ分析:溜めたデータを「どう活かすのか(活用場面)」
データを「溜めればよい」というものではありません。溜めたデータを「見える化すればよい」というものでもありません。データを「溜め」そして「見える化」しただけで収益が拡大し効率化するほど、ビジネスは簡単ではないでしょう。データを「溜め」そして「見える化」する云々の前に、溜めたデータを「どう活かすのか(活用場面)」が分かっていないと、溜めたデータを現場で活かしようがありません。
要するに、データ活用に向けて動き出すとき、溜めたデータを「どう活かすのか(活用場面)」を、最初に考え検討すべきなのです。データを蓄積してから、データを「どう活かすのか(活用場面)」を考えるようではいけません。なぜならば、溜まったデータを見ても「どのような分析をすればよいのか」などは見えてこないからです。逆に溜めたデータを「どう活かすのか(活用場面)」さえ分かれば、そこから逆算することで、「どのような分析をすればよいのか」やそもそも「どのようなデータを溜めればよいのか」が見えてきます。問題は、想像力だけで「どう活かすのか(活用場面)」を考え描くことです。
2. データ分析:問題は想像力?
考え描くことは、そう簡単にできるものでしょうか。これから本格的にデータ活用をしようとする企業や部署、人にとって、想像力だけで「どう活かすのか...






