目的無きデータ分析にも意味はある。遠回りかもしれないが、良いこともある。よくデータ分析するとき、目的を明確にせよ! と言います。正しいでしょう。目的無きデータ分析は、時間ばかり浪費し、結局のところ具体的なアクションに繋がりにくい。そう考えると、データ分析は目的ありきでやるべきです。しかし、現実には目的無きデータ分析に手を染める人や組織も少なくありません。ビッグデータ的なことをやれ!AI(人工知能)だ!機械学習だ!データサイエンスだ!IoT(モノのインターネット)だ!と組織の上から落ちてきて、目的無いままデータ分析をすることに陥った人も少なくないことでしょう。
よくよく考えると、まったく目的無くデータをこねくり回すことは少ないです。企業であれば、結局のところ売上か利益の拡大が目的になります。コストカットも効率性も利益拡大に寄与します。
何が問題なのでしょうか?
問題になるのは、もっと具体的でアクションにつながる目的が無いことでしょう。それはそうと、そのような目的がなくても、データ分析には意味はあります。つまり、目的無きデータ分析にも意味はあるのです。後で意味づけしたり、途中で意味づけするのも良いでしょう。どういうことかを、かみ砕いて説明します。目的無きデータ分析をしてしまった!と感じたときに参考にして頂ければと思います。
1. 僕が本屋でぶらぶらする理由
私は昔から、本屋でぶらぶらするのが大好きです。小学生のときから今に至るまで、ぶらぶらしていました。暇つぶしに、友達といっしょにぶらぶらしたり、一人でぶらぶらしたり。小学生のころは歴史とPCのコーナーでぶらつき、中学生のころは歴史とPCと参考書のコーナーでぶらつき、高校生のころは歴史とPCと参考書と数学のコーナーでぶらつき、とどんどんぶらつくジャンルが増えていきました。
長いときで、4、5時間はぶらぶらしています。よく本屋をぶらぶらしていると、思いがけない本に出合います。Amaz...





