ビッグデータ駆動型を目指し、ビジネス・インテリジェンスツールを導入。「ビッグデータ駆動型を目指し、BIツールを導入したけど成果が出ずイライラする」先日お会いした、某企業の執行役の愚痴です。BI(ビジネス・インテリジェンス)ツールとは、データを分析するスキルが高くなくとも、簡単に分析できるツールです。有名なところでは、QV(クリック・ビュー)やTablueau(タブロー)、PowerBIなどがあります。PowerBIには、無料版まであります。そして、経営者から現場の営業パーソンまで、幅広く使えるのが特徴です。自分の知りたいことを、分析の専門家に頼むことなく、さくっと自分で分析できる。非常に素晴らしいツールです。
1. データ分析:「見える化」すれば何かが起きると「夢」を見る
昔からある、データ活用の都市伝説に、「見える化」というものがあります。
「見える化」すれば、何かが起こるかもしれないという幻想を抱くことです。データを集め、加工・集計・分析すると、良いことが起こるかもしれないという都市伝説です。データを集め「見える化」しても、多くの場合、単に見えるようになっただけで、何も起こりません。IT投資とその業務にかかわった工数だけ、お金が流出しただけです。
最近、BIツールが流行していますが、BIツールを導入し「見える化」しても何も起こりません。単に、BI導入コストと運用コストなどがかかるだけです。もちろん、上手くBIツールを活用している企業もあります。すべてのBIツール導入企業が失敗しているわけではありません。BIツール導入することで大きな成果をあげ、先ほど紹介したQVやTablueau、PowerBIなどの既製のBIツールを止め、自社開発する企業もあります。
2. データ分析の質が悪いかと勘違いする
BIツール導入の上手くいかない企業が次に考えるのが、「データ分析の質」です。質の高いデータ分析ができるようになれば、BIツールを上手く活用しビジネス成果を得られるのではないか、というのです...






