データ分析の価値は、分析結果を活用する現場のビジネス成果で決まる。データ分析やその結果は何かに活用されて初めて価値が生まれます。活用されなければ、ただそこに存在するだけです。どんなに面白く凄そうで希少価値があったとしても、活用されなければ意味はありません。つまり、データ分析やそのデータ価値はどのように活用されたのかが分からなければ、その価値を算定することは困難です。今回は「データ分析の価値は、分析結果を活用する現場のビジネス成果で決まる」というお話しをします。
1. データ分析・活用の流れ
「データ分析・活用の流れ」を例えば次のように考えたとします。
Input → Output → Outcome
- Inputとは記録されたデータを含めた「分析で使う情報」
- Outputとはデータ分析した「分析結果」そのもの
- Outcomeとは「データ分析を活用する『現場』」でその分析結果を活用して得られた「ビジネス成果」
多くの人がイメージするデータ分析とは、これらのどの部分でしょうか。おそらく多くの人は「Input → Output」の部分をイメージするでしょう。しかし、その価値は「Input → Output」では分かりません。「Output」の先の「Outcome」で決まります。
2. データ分析を活用する「現場」
先ほどOutcomeとは「分析結果を活用する『現場』」でその結果を活用して得られた「ビジネス成果」と述べました。それではこの「分析結果を活用する『現場』」と聞いて、みなさんは誰をイメージするでしょうか。多くの人は、組織の末端をイメージするかもしれません。しかしこの「現場」とは、組織の末端だけではありません。経営層から中間管理層になることも少なくありません。...






