OODAループとデータ分析。営業やマーケティングの現場で、変化に適応し柔軟に「動くため」の運用サイクルがあります。OODA(Observe-Orient-Decide-Action、観察-方向付け-決定-行動)ループです。今回は、OODAループの中で、具体的にどのようなデータ分析をするのかを解説します。
1. 分析テーマと定量分析
OODAループの中で、以下の5つの分析テーマがあります。
(1) 何か問題は起こっていないか?
(2) 問題の要因は何か?
(3) 何も対策を打たず今まで通りにするとどうなるのか?
(4) 対策を打つとどうなるのか?
(5) 何をすべきかを決める
その中で、4種類の定量分析を行います。
- 異常検知
- 要因分析
- 将来予測
- 評価決定
OODAループのA(Action、行動)は、具体的なアクションの実施になります。そのため、データ分析はOOD(Observe-Orient-Decide、観察-方向付け-決定)の中で行います。それぞれについて、説明します。
2. O(Observe、観察)とデータ分析
O(Observe、観察)では、何が起こっていたのかを、蓄積したデータから明らかにしていきます。現状把握です。
先ず、蓄積したデータをもとに「何か問題は起こっていないか?」を考えます。もし問題が起こっているならば、次にその「問題の要因は何か?」を探り整理していきます。この分析の中で実施する定量分析は、「異常検知」と「要因分析」です。「何か問題は起こっていないか?」の分析の中で、モニタリングしているKPIなどの指標の数字に、問題がないかどうかを探すのが「異常検知」です。「問題の要因は何か?」の分析の中で、問題となっている要因にあたりをつけるのが、「要因分析」です。
「何か問題は起こっていないか?」と「問題の要因は何か?」は定量分析だけで結論付けることはできず、最終...






