データ分析活用の視点とは データ分析講座(その82)

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◆ データ分析のビジネス貢献を阻害する7つの問題

 何のためにデータ分析をするのでしょうか。ビジネスの世界で考えた場合は、ビジネスに貢献する必要があります。多くの場合、収益やコスト、利益、生産性、品質といったものに対し、良いインパクトをもたらすことが貢献といえるでしょう。

 そもそも、ビジネスの世界ではデータ分析は必須ではありませんが、あえてデータ分析するからには何か違いを見せる必要があります。例えば、上手くデータ分析を活用することで、無駄が減り効率的になります。ストレートにいうと、利益率が向上します。データ分析の得意分野です。最近、データの蓄積コストや分析コストが減り、多くの企業でデータ分析を安価に活用することができるようになりましたが、多くの企業はあまり上手く出来ていません。

 今回は「データ分析のビジネス貢献を阻害する7つの問題」というお話をします。

1. データ分析:IT化の目的

 IT化の多くは、恐らく効率化を目的にしていることが多いでしょう。IT化で不効率になったら目も当てられません。世界的にIT化は進みましたが、日本のGDPは約20年間ほぼ同じで、日本生産性本部が出している日本の生産性統計値もほぼ20年間変化がありません。国全体でみたら、IT化で効率的になったとは思えません。一体何が起こっているのでしょうか。実際、あなたの業務はどうでしょうか。

 私の知っている範囲ではIT化することで、ある業務の時間が余計に増え、今まで以上に時間がかかることも、少なくないようです。もしかしたら、IT化によって不効率になっている面があるのかもしれません。

2. データ分析:2つの効率化

 そもそも効率化とは何でしょうか。色々な定義があるでしょう。私は、ざっくり2種類で考えています。一つはコスト面の効率、もう一つはスピードの効率です。コスト面の効率化とは、費用対効果(コストパフォーマンス)の向上のことです。スピード面の効率化とは、時間が短縮されることです。人的な業務の工数の場合、この両面が含まれます。

 例えば、工数が短縮されれば、その短縮された工数分だけコストが減り、スピードが速くなったことになります。逆に、工数が増えれば、その増えた工数分だけコストが増え、スピードが遅くなったことになります。

3. データ分析:ITコスト

 多くの人がITコストとしてイメージするのは、主にシステムの導入と運用コストでしょう。しかし重要なのは、そのIT化により影響を受ける人の工数です。IT化で何かしら工数が増えたなら、業務スピードは阻害され、余計なコストとして企業にのしかかってきます。そして多くの人は、IT化によって「何やら余計な業務が増えたかも?」と感じることでしょう。

 このような、IT化が進むほど不効率になる現象とは効率化を目指したIT化が、不効率の元凶になり、余計なコスト増を産み出しているケースです。これはビッグデータブーム以後起きた現象で、データ分析の世界で最近目の当たりにします。もちろん、このような不効率化は、ビッグデータブーム以前からありました。私は、ビッグデータブーム時に耳に心地良いカタカナ用語とともに、拍車が掛かったのではないかと感じています。悔しいことに、データで効率化を実現するデータ分析の世界で起こってしまったと感じています。

4. データ分析活用の視点

 ◆ BI(ビジネスインテリジェンス)ツール

 BIツールは非常に素晴らしいデータ分析の活用ツールです。誰もが簡単にデータを色々な切り口で集計し分析できます。しかし残念なことに、導入さえすればデータを使って色々な問題が解決するかのような錯覚を、いくつかの企業にもたらしました。魔法の箱のような扱いをする企業さえありました。DMP(データマネジメントプラットホーム)やデータレイク、プラットフォームなども同様です。

 魔法の箱ではないことは、導入して使ってみればすぐに分かります。何も嬉しいことは起こりません。ただ蓄積したデータが見えるだけです。当然ですが、データを見ただけでは何も起こりません。何が足りないのでしょか。それは、データ分析「活用の視点」です。

5. 活用の視点が欠落しているデータ分析者

 以下は、活用の視点が欠落しているデータ分析者の典型的なケースです。

  • (1). はやりの分析手法にこだわる
  • (2). ほんのわずかな精度向上にこだわる
  • (3). 現場のことを知らなすぎる
  • (4). 分析結果を現場に丸投げする
  • (5). データが絡まない課題は自分の仕事ではないと考える
  • (6). 成果を数字で示せない
  • (7). 信頼を得る努力を怠る

 他にもありますが、私が見ている限りこの7つが非常に多い気がします。これは個人だけの問題だけではありません。組織的な問題でもあります。ここ10年、データ分析やデータサイエンス、ビジネスアナリティクスなどの専門組織が、大企業を中心に設置されました。思うようにビジネス貢献できていない、これらの専門組織に共通する問題でもあります。これが「データ分析が企業内で機能しなくなる7つの問題」です。要するに、データ蓄積・分析基盤など、ハード面の問題ではなく、データ分析側の姿勢や意識の問題です。

(1). はやりの分析手法にこだわる

 特に若手のデータ分析従事者に多いのが、現在はやっているのデータ分析手法で進めたがることです。私自身にも身に覚えがあります。正直ろくな目に遭いません。苦労した割に成果が出ないのです。重要なのはビジネス成果を出すことです。スゴイ分析よりも成果の出るデータ分析を行わなければなりません。多くの場合、従来の分析手法で十分です。

(2). ほんのわずかな精度向上にこだわる

 データ分析の精度にこだわる人も少なくありません。予測精度や判別精度などです。その精度がビジネス上大きな意味を持つなら問題ないのですが、多くの場合ビジネスを左右するほどではありません。データ分析系のコンテストでは、よく精度を競いますが、ビジネスの現場では精度よりも費用対効果です。0.1%の精度を実現するのに、コストが1桁多くなったことがありましたが恐ろしいことです。それ以来、私は無意味に精度を追わなくなりました。

(3). 現場のことを知らなすぎる

 多くのデータ分析者にいえることで、大企業に多くみられます。機能分化しているからです。

 中小企業などでは、現場の担当者がデータ分析も担当するというオーバーワークの現象が起こり、十分な分析ができずデータ分析が生かされないことも少なくありません。しかし、現場の担当者とデータ分析担当者が分かれている場合、これはこれで問題となり、データ分析担当者が現場を知らずに分析し、とても使いにくい分析結果を量産してしまうのです。

 現場で起きていることの多くはデータ化されていません。つまり、データ分析でいえることも活用できることも限られています。さらに、現場の知らないデータ分析担当者の出す分析結果は、微妙に的を外すことが多く、現場で活用してもらえません。そして、現場からの信頼を失います。

(4). 分析結果を現場に丸投げする

 データ分析担当者の中にはデータ分析結果を出してお仕舞い、と考える人も少なくなりません。分析した結果をどう使うかは「現場で考えて実行してくれ」というスタンスです。言葉は悪いですが、最悪です。信頼関係が無くなります。丸投げだからです。使える結果ならば良いのですが多くの場合、現場から見たらわけの分からない結果です。データ分析担当者たるもの、分析結果の活用まで責任を持って付き合うべきです。少なくとも、現場で上手く生かせるようになるまでは…。

 現場と言っていますが、経営の現場であれば、その現場の担当者は経営者になります。例えば、分析結果を社長に渡し、あとは自分で考えろ!とは言わないはずです。必ず説明をすることでしょう。現場の担当者から、きつい指摘があるかもしれません。反応がないよりましです。より良いデータ分析の活用に向けた一歩です。

(5). データが絡まない課題は自分の仕事ではないと考える

 データが絡まない部分は自分の仕事でないと考える人もいます。課題解決のためのデータ分析をしているのであれば、目的は課題解決です。意思決定のためのデータ分析を行っているのであれば、目的は意思決定です。つまり、データを使うか使わないに限らず、課題解決や意思決定に役立つ何かをすれば良いわけで、データに縛られる必要はないでしょう。そもそも、多くの課題解決や意思決定は、データ以外の要素も少なくなく、データ以外の要素も考えないと、データ分析そのものも生きてきません。

(6). 成果を数字で示せない

 データ分析の一つの利点として「数字でズバッと客観的に示す」というの手があります。本当に客観的かという見方もありますが、少なくとも数字で...

データ分析

◆ データ分析のビジネス貢献を阻害する7つの問題

 何のためにデータ分析をするのでしょうか。ビジネスの世界で考えた場合は、ビジネスに貢献する必要があります。多くの場合、収益やコスト、利益、生産性、品質といったものに対し、良いインパクトをもたらすことが貢献といえるでしょう。

 そもそも、ビジネスの世界ではデータ分析は必須ではありませんが、あえてデータ分析するからには何か違いを見せる必要があります。例えば、上手くデータ分析を活用することで、無駄が減り効率的になります。ストレートにいうと、利益率が向上します。データ分析の得意分野です。最近、データの蓄積コストや分析コストが減り、多くの企業でデータ分析を安価に活用することができるようになりましたが、多くの企業はあまり上手く出来ていません。

 今回は「データ分析のビジネス貢献を阻害する7つの問題」というお話をします。

1. データ分析:IT化の目的

 IT化の多くは、恐らく効率化を目的にしていることが多いでしょう。IT化で不効率になったら目も当てられません。世界的にIT化は進みましたが、日本のGDPは約20年間ほぼ同じで、日本生産性本部が出している日本の生産性統計値もほぼ20年間変化がありません。国全体でみたら、IT化で効率的になったとは思えません。一体何が起こっているのでしょうか。実際、あなたの業務はどうでしょうか。

 私の知っている範囲ではIT化することで、ある業務の時間が余計に増え、今まで以上に時間がかかることも、少なくないようです。もしかしたら、IT化によって不効率になっている面があるのかもしれません。

2. データ分析:2つの効率化

 そもそも効率化とは何でしょうか。色々な定義があるでしょう。私は、ざっくり2種類で考えています。一つはコスト面の効率、もう一つはスピードの効率です。コスト面の効率化とは、費用対効果(コストパフォーマンス)の向上のことです。スピード面の効率化とは、時間が短縮されることです。人的な業務の工数の場合、この両面が含まれます。

 例えば、工数が短縮されれば、その短縮された工数分だけコストが減り、スピードが速くなったことになります。逆に、工数が増えれば、その増えた工数分だけコストが増え、スピードが遅くなったことになります。

3. データ分析:ITコスト

 多くの人がITコストとしてイメージするのは、主にシステムの導入と運用コストでしょう。しかし重要なのは、そのIT化により影響を受ける人の工数です。IT化で何かしら工数が増えたなら、業務スピードは阻害され、余計なコストとして企業にのしかかってきます。そして多くの人は、IT化によって「何やら余計な業務が増えたかも?」と感じることでしょう。

 このような、IT化が進むほど不効率になる現象とは効率化を目指したIT化が、不効率の元凶になり、余計なコスト増を産み出しているケースです。これはビッグデータブーム以後起きた現象で、データ分析の世界で最近目の当たりにします。もちろん、このような不効率化は、ビッグデータブーム以前からありました。私は、ビッグデータブーム時に耳に心地良いカタカナ用語とともに、拍車が掛かったのではないかと感じています。悔しいことに、データで効率化を実現するデータ分析の世界で起こってしまったと感じています。

4. データ分析活用の視点

 ◆ BI(ビジネスインテリジェンス)ツール

 BIツールは非常に素晴らしいデータ分析の活用ツールです。誰もが簡単にデータを色々な切り口で集計し分析できます。しかし残念なことに、導入さえすればデータを使って色々な問題が解決するかのような錯覚を、いくつかの企業にもたらしました。魔法の箱のような扱いをする企業さえありました。DMP(データマネジメントプラットホーム)やデータレイク、プラットフォームなども同様です。

 魔法の箱ではないことは、導入して使ってみればすぐに分かります。何も嬉しいことは起こりません。ただ蓄積したデータが見えるだけです。当然ですが、データを見ただけでは何も起こりません。何が足りないのでしょか。それは、データ分析「活用の視点」です。

5. 活用の視点が欠落しているデータ分析者

 以下は、活用の視点が欠落しているデータ分析者の典型的なケースです。

  • (1). はやりの分析手法にこだわる
  • (2). ほんのわずかな精度向上にこだわる
  • (3). 現場のことを知らなすぎる
  • (4). 分析結果を現場に丸投げする
  • (5). データが絡まない課題は自分の仕事ではないと考える
  • (6). 成果を数字で示せない
  • (7). 信頼を得る努力を怠る

 他にもありますが、私が見ている限りこの7つが非常に多い気がします。これは個人だけの問題だけではありません。組織的な問題でもあります。ここ10年、データ分析やデータサイエンス、ビジネスアナリティクスなどの専門組織が、大企業を中心に設置されました。思うようにビジネス貢献できていない、これらの専門組織に共通する問題でもあります。これが「データ分析が企業内で機能しなくなる7つの問題」です。要するに、データ蓄積・分析基盤など、ハード面の問題ではなく、データ分析側の姿勢や意識の問題です。

(1). はやりの分析手法にこだわる

 特に若手のデータ分析従事者に多いのが、現在はやっているのデータ分析手法で進めたがることです。私自身にも身に覚えがあります。正直ろくな目に遭いません。苦労した割に成果が出ないのです。重要なのはビジネス成果を出すことです。スゴイ分析よりも成果の出るデータ分析を行わなければなりません。多くの場合、従来の分析手法で十分です。

(2). ほんのわずかな精度向上にこだわる

 データ分析の精度にこだわる人も少なくありません。予測精度や判別精度などです。その精度がビジネス上大きな意味を持つなら問題ないのですが、多くの場合ビジネスを左右するほどではありません。データ分析系のコンテストでは、よく精度を競いますが、ビジネスの現場では精度よりも費用対効果です。0.1%の精度を実現するのに、コストが1桁多くなったことがありましたが恐ろしいことです。それ以来、私は無意味に精度を追わなくなりました。

(3). 現場のことを知らなすぎる

 多くのデータ分析者にいえることで、大企業に多くみられます。機能分化しているからです。

 中小企業などでは、現場の担当者がデータ分析も担当するというオーバーワークの現象が起こり、十分な分析ができずデータ分析が生かされないことも少なくありません。しかし、現場の担当者とデータ分析担当者が分かれている場合、これはこれで問題となり、データ分析担当者が現場を知らずに分析し、とても使いにくい分析結果を量産してしまうのです。

 現場で起きていることの多くはデータ化されていません。つまり、データ分析でいえることも活用できることも限られています。さらに、現場の知らないデータ分析担当者の出す分析結果は、微妙に的を外すことが多く、現場で活用してもらえません。そして、現場からの信頼を失います。

(4). 分析結果を現場に丸投げする

 データ分析担当者の中にはデータ分析結果を出してお仕舞い、と考える人も少なくなりません。分析した結果をどう使うかは「現場で考えて実行してくれ」というスタンスです。言葉は悪いですが、最悪です。信頼関係が無くなります。丸投げだからです。使える結果ならば良いのですが多くの場合、現場から見たらわけの分からない結果です。データ分析担当者たるもの、分析結果の活用まで責任を持って付き合うべきです。少なくとも、現場で上手く生かせるようになるまでは…。

 現場と言っていますが、経営の現場であれば、その現場の担当者は経営者になります。例えば、分析結果を社長に渡し、あとは自分で考えろ!とは言わないはずです。必ず説明をすることでしょう。現場の担当者から、きつい指摘があるかもしれません。反応がないよりましです。より良いデータ分析の活用に向けた一歩です。

(5). データが絡まない課題は自分の仕事ではないと考える

 データが絡まない部分は自分の仕事でないと考える人もいます。課題解決のためのデータ分析をしているのであれば、目的は課題解決です。意思決定のためのデータ分析を行っているのであれば、目的は意思決定です。つまり、データを使うか使わないに限らず、課題解決や意思決定に役立つ何かをすれば良いわけで、データに縛られる必要はないでしょう。そもそも、多くの課題解決や意思決定は、データ以外の要素も少なくなく、データ以外の要素も考えないと、データ分析そのものも生きてきません。

(6). 成果を数字で示せない

 データ分析の一つの利点として「数字でズバッと客観的に示す」というの手があります。本当に客観的かという見方もありますが、少なくとも数字で示します。しかし、データ分析そのものの成果を数字で示せないデータ分析者も少なくありません。できれば、金額で示すべきです。例えば「データ分析をすることで、1億円の成果が出た!」ということです。それは売上アップであったり、コストカットや利益アップかもしれません。もちろん、利益率でも構わないでしょう。

(7). 信頼を得る努力を怠る

 受け身のデータ分析者も少なくありません。データ分析に限ったことではありませんが。分析そのものは、比較的新しい社内業務と受け止められている企業も多いことでしょう。いわゆる新参者です。新参者ですから、まずすべき事は信頼を得ることです。そのためには、分析を活用する現場と一緒に、解決すべき課題を積極的に考える必要があります。間違っても、分析テーマを現場に求めてはいけません。テーマそのものを何もないところから一緒に生み出し、考えていく必要があります。そして、最初は丁寧に一歩一歩地道に歩んでいきます。必要があれば、分かりやすい説明資料を用意したり、勉強会を開くなど相手が分かるまで説明します。

 
 

6.データ分析専門の組織そのものの姿勢の問題

 今回は「データ分析が企業内で機能しなくなる7つの問題」というお話をしました。厳密には「データ分析のビジネス貢献を阻害するデータ分性者やデータ分析組織の7つの姿勢や意識の問題」です。

 今まで以上に、安価にデータを蓄積したり分析できるようになった現在、この姿勢や意識の問題が、非常に大きな問題としてのしかかってくることでしょう。昔から効率化を目指したIT化により不効率になるという「IT化の不効率」という現象はありました。悔しいことで、ビッグデータブームとともに、データ活用に関するIT投資が増え、効率化を実現するはずのデータ活用のIT投資が「IT化の不効率」を生み出しているのです。もちろん、すべてではありませんが、そのような現象をちらほら見掛けます。

 何が足りないのでしょか。それは、データ分析の「活用の視点」です。多くの場合、個人の問題だけでなく、データ分析専門の組織の姿勢の問題でもあるようです。

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この記事の著者

高橋 威知郎

データネクロマンサー/データ分析・活用コンサルタント (埋もれたデータに花を咲かせる、データ分析界の花咲じじい。それほど年齢は重ねてないけど)

データネクロマンサー/データ分析・活用コンサルタント (埋もれたデータに花を咲かせる、データ分析界の花咲じじい。それほど年齢は重ねてないけど)


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