今回は、普通の組織をイノベーティブにする処方箋 (その73)で提示した原因の結果の4つの類型の内、3つ目の逆ピラミッドについて解説します。
1. 逆ピラミッド(複数の原因→1つの結果):まさにシュンペーターのイノベーションの定義
この複数の原因から一つの結果が生まれる関係を上下の図で表現すると逆ピラミッドの構造となるために、ここではこの類型を「逆ピラミッド」と呼んでいます。
これはまさに、シュンペーターのいう「既存の知識の新結合でイノベーションが起こる」状況を言っています。
2. 逆ピラミッドが起こる3つの要件
この逆ピラミッドが起こる要件は以下の3つです。
- 要件1:多様な知識・経験を持つ
- 要件2:『超』俯瞰(ふかん)的視野を持つ
- 要件3:多様な思考パターンで考える
(1) 要件1:多様な知識・経験を持つ
新結合を起こすためには、多様な知識や経験が必要です。ただし、この部分はまさにKETICモデルの最初のK...





