◆ 不明確な状況であってもゴールを設定する
いうまでもなく新規事業や既存事業における新しい価値創出を目指す商品の開発は、すぐさま絶対に売れるという確証はありません。既存顧客に既存商品・改良商品を売るのとは売り上げ予測の精度は低いのが当然です。しかし、既存事業に比べ予測精度も達成見込みも低いからといって目標をあいまいにすることはお勧めしません。
1. 不明確はデフォルト
先日コンサルティング現場で次のような事例を目にすることがありました。
それは、今後の社運を賭ける新規事業の方針を決めるミッションを与えられ、組織目標を立てる場面です。このミッションのリーダーAさんは、既存事業の専門知識が豊富で経営陣からの評価が高い人物です。そのため経営陣はAさんを次期経営陣として育成の意味をこめ、このミッションをオファーしたという背景がありました。
これまでAさんは既存事業を中心に業務を行っていたため、目標は達成して当たり前、失敗は許されないという考えを持っていました。しかし、新規事業の方針を決めるとことは、手探りで模索しながら行う不明確・不透明な作業です。
この時のAさんは状況が不明確であることを理由にゴール(新規...






