魅力的なアイディアは簡単に潰さない 新規事業・新商品を生み出す技術戦略(その24)

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  技術マネジメント
 
 今回は「魅力的なアイディアは簡単に潰さない」というテーマで記事を進めます。ブレインストーミングなどを使って新規事業・新商品のアイディア出しを行った後、それらのアイディアを評価する際に気をつけたい項目とその対処方法を紹介します。
 
 もし仮に実現したら素晴らしい、魅力的なアイディアには、必ず反対意見が出てきます。このような一見リスクが高いアイディアに対してどのように評価を進めればよいのかは、開発リーダーにとって非常に悩ましい問題です。
 
 実際に私も下記に示すように散々、反対を受けたプロジェクトがありました。
 
  • 「あなたのアイディアはまるでダメだ」
  • 「何も技術が分かっていない」
  • 「頭がおかしいのではないのか?」
  • 「そんな商品ができるわけがない、どうせ無理に決まっている」
 
 このようなアイディアの中には、もちろんどう頑張っても実現しえないものが、たくさんありました。しかし、実はこのような反対意見がほとんどであったプロジェクトこそ開発が成功し、会社にとって大きな成果を導いたことも事実です。
 
 つまり、大きな成功の影にはたくさんの反対意見がつきものということです。
 
 では、ビジネスとして魅力的なアイディアを評価する際に気をつけたい項目について、説明します。それは「何か一つの強力なデメリットだけで判断しない」ということです。
 
 言い換えれば、「あらゆる視点でアイディアを評価する」ことを示します。「あらゆる視点で」という言葉からもご理解いただけるように、この方法は大量のアイディアを評価することにはオススメしません。
 
 これだと思うアイディア、多くても2〜3個に絞った方がよいでしょう。では、次に対処法です。
 
 「あらゆる視点でアイディアを評価する」には、「メリットとデメリットを全て書き出す」作業を行います。今回の記事では特にデメリットに対する対処法をご紹介します。
 
 デメリットは「ヒトモノカネ」「技術力」の課題がほとんどのはずですので、技術有識者と開発リーダーで全てを吐き出す(テキスト化する)ことから始めます。そしてそれらに対して「Why:なぜなぜ」を繰り返し、要因をつきとめます。
 
 その際、デメリットをもたらさないための「制約条件」「前提条件」を考えます。この「条件」をはっきりさせることで、少しずつでも「できる感」が見えてきたらそのアイディアが大成功へと化ける可能性が出てきます。
 
 反対にこれらの作業を繰り返しても全くできなそうであれば、残念ながらボツの可能性が高くなります。この「前提・制約条件出し」による...
  
  技術マネジメント
 
 今回は「魅力的なアイディアは簡単に潰さない」というテーマで記事を進めます。ブレインストーミングなどを使って新規事業・新商品のアイディア出しを行った後、それらのアイディアを評価する際に気をつけたい項目とその対処方法を紹介します。
 
 もし仮に実現したら素晴らしい、魅力的なアイディアには、必ず反対意見が出てきます。このような一見リスクが高いアイディアに対してどのように評価を進めればよいのかは、開発リーダーにとって非常に悩ましい問題です。
 
 実際に私も下記に示すように散々、反対を受けたプロジェクトがありました。
 
  • 「あなたのアイディアはまるでダメだ」
  • 「何も技術が分かっていない」
  • 「頭がおかしいのではないのか?」
  • 「そんな商品ができるわけがない、どうせ無理に決まっている」
 
 このようなアイディアの中には、もちろんどう頑張っても実現しえないものが、たくさんありました。しかし、実はこのような反対意見がほとんどであったプロジェクトこそ開発が成功し、会社にとって大きな成果を導いたことも事実です。
 
 つまり、大きな成功の影にはたくさんの反対意見がつきものということです。
 
 では、ビジネスとして魅力的なアイディアを評価する際に気をつけたい項目について、説明します。それは「何か一つの強力なデメリットだけで判断しない」ということです。
 
 言い換えれば、「あらゆる視点でアイディアを評価する」ことを示します。「あらゆる視点で」という言葉からもご理解いただけるように、この方法は大量のアイディアを評価することにはオススメしません。
 
 これだと思うアイディア、多くても2〜3個に絞った方がよいでしょう。では、次に対処法です。
 
 「あらゆる視点でアイディアを評価する」には、「メリットとデメリットを全て書き出す」作業を行います。今回の記事では特にデメリットに対する対処法をご紹介します。
 
 デメリットは「ヒトモノカネ」「技術力」の課題がほとんどのはずですので、技術有識者と開発リーダーで全てを吐き出す(テキスト化する)ことから始めます。そしてそれらに対して「Why:なぜなぜ」を繰り返し、要因をつきとめます。
 
 その際、デメリットをもたらさないための「制約条件」「前提条件」を考えます。この「条件」をはっきりさせることで、少しずつでも「できる感」が見えてきたらそのアイディアが大成功へと化ける可能性が出てきます。
 
 反対にこれらの作業を繰り返しても全くできなそうであれば、残念ながらボツの可能性が高くなります。この「前提・制約条件出し」によるデメリット解決法を考える際には、一つのアイディアに対して数日かけて行うことをオススメします。
 
 さっきまで大反対していた担当者が次の日、「こんな解決方法が思い浮かんだんだ」とアイディアを持ってきてくれることも案外あるからです。
 
 魅力的なアイディアはすぐに諦めず、徹底して評価を行うことが大きな成果への第一歩です。
 

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この記事の著者

川崎 響子

革新的なテクノロジー事業を最速&確実に量産まで立ち上げます。 世界No.1商品を創る企業を世の中に送り出し続けることが私の使命です。

革新的なテクノロジー事業を最速&確実に量産まで立ち上げます。 世界No.1商品を創る企業を世の中に送り出し続けることが私の使命です。


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