
金属材料の対局にあるプラスチックの性質の中でも応力とひずみの関係は、最も基本的かつ重要な性質の一つです。材料力学は基本的に材料が弾性変形することを前提にしていますが、弾性変形以外の部分も含めて、材料の性質を分かりやすく示すために用いられるのが応力-ひずみ曲線です。英語で応力はStress、ひずみはStrainなので、頭文字を取ってS-S曲線とも呼ばれます。
材料の変形のしにくさを示す物性値がヤング率です。材料が弾性変形をする場合、応力とひずみは比例関係となり、ヤング率はその直線の傾きを表します(フックの法則)
◆ 応力-ひずみ線図
引張試験は金属材料の機械的特性を調査する方法で基礎的な試験です。金属材料ではない脆性(ぜいせい)材料では、殆ど伸びずに破断に至ります。これは字の通り「脆い(もろい)」材料のことであり、ガラスやコンクリートがこれに...




