◆ ギブスの自由エネルギー
金属材料に限らず水などにおいても、自然界の物質は固体、液体、気体の3つの状態があります。
熱力学的な話になりますが、これらの状態は温度と圧力によって、どの状態が安定状態になるか決まります。ここで色々な状態を表す用語があります。
- 系:外界と独立した1つまたはそれ以上の物質の集合。例えば2元系合金状態図の「系」などです。
- 相:原子配列(結晶構造)などが同じで、他の領域と区別されるもの。固体、液体、気体をそれぞれ...
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金属材料に限らず水などにおいても、自然界の物質は固体、液体、気体の3つの状態があります。
熱力学的な話になりますが、これらの状態は温度と圧力によって、どの状態が安定状態になるか決まります。ここで色々な状態を表す用語があります。

金属材料に限らず水などにおいても、自然界の物質は固体、液体、気体の3つの状態があります。
熱力学的な話になりますが、これらの状態は温度と圧力によって、どの状態が安定状態になるか決まります。ここで色々な状態を表す用語があります。
例えば、氷水などのように固相、液相が分かれているものは固・液2相となり、水と油のように液相同士だけど境目がはっきりしているものは液・液2相となります。
ギブスの自由エネルギーは以下の式のように表されます。
G=PV+U-TS
G:全体としての自由エネルギー。低い方が安定します。
P:圧力。
V:体積。
U:内部エネルギー(エンタルピー)。
T:温度。
S:エントロピー。
金属材料の場合、圧力は大気圧でほぼ一定として扱うことが多いため、実質的には第1項目を省略した以下の式になります。
G=U-TS
上述の凝固、溶解、析出などの現象はこの自由エネルギーの変化として起こることなのです。
次回に続きます。
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