金属材料に問題があると、多くの場合その原因として不純物介在物が疑われます。
不純物介在物は鉄鋼・非鉄に限らずどんな金属材料においても存在しています。これらは酸化物や硫化物あるいは、全く固溶しない金属合金や金属間化合物だったりします。サイズは数μmレベルがほとんどですが、時には数十μmレベルの大きいサイズも見られます。このような大きい不純物介在物が金属材料にたくさん存在すると強度低下や割れの起...
TOP

金属材料に問題があると、多くの場合その原因として不純物介在物が疑われます。
不純物介在物は鉄鋼・非鉄に限らずどんな金属材料においても存在しています。これらは酸化物や硫化物あるいは、全く固溶しない金属合金や金属間化合物だったりします。サイズは数μmレベルがほとんどですが、時には数十μmレベルの大きいサイズも見られます。このような大きい不純物介在物が金属材料にたくさん存在すると強度低下や割れの起...

金属材料に問題があると、多くの場合その原因として不純物介在物が疑われます。
不純物介在物は鉄鋼・非鉄に限らずどんな金属材料においても存在しています。これらは酸化物や硫化物あるいは、全く固溶しない金属合金や金属間化合物だったりします。サイズは数μmレベルがほとんどですが、時には数十μmレベルの大きいサイズも見られます。このような大きい不純物介在物が金属材料にたくさん存在すると強度低下や割れの起点になりやすくなります。
通常、これら不純物介在物が材料に悪影響を及ぼさないようにJIS規格などでその規定値が決められています。もちろん、量が少なくなれば少なくなるほど材料の品質は安定します。しかし、その分コストアップにはなります。
では、このような不純物介在物はどこから入ってくるのでしょうか。
金属材料は例えば鉄なら鉄鉱石を原料として生産されます。他の銅やアルミニウムもそれぞれの鉱石から生産されます。リサイクルされた金属材料も、最初は鉱石から生産されています。つまり、出発は同じです。金属鉱石は地球上の各所にあります。
そして、金属含有量が高いほど品質のいい鉱石となります。そして地球表面には様々な金属だけでなく、酸素や硫黄などの非金属も存在します。それぞれの存在量は地域や各元素によって変わりますが、ゼロということはありません。そのため、金属鉱石にはメインとなる金属元素以外にも実に様々な元素が含まれています。これらを精錬工程で取り除きますが、完全になくすことは現在の技術では不可能です。これが最終的に金属材料の不純物介在物となるのです。
続きを読むには・・・
現在記事
【目次】 ▼さらに深く学ぶなら!「金属技術」に関するセミナーはこちら! ▼さらに幅広く学ぶなら!「分野別のカリキュラム...
【目次】 ▼さらに深く学ぶなら!「金属技術」に関するセミナーはこちら! ▼さらに幅広く学ぶなら!「分野別のカリキュラム...
【目次】 日本には、1200年以上の時を超えて受け継がれる「撓鉄(ぎょうてつ)」という独自の伝統技術が存在します。この技術は、熱した...
【目次】 日本には、1200年以上の時を超えて受け継がれる「撓鉄(ぎょうてつ)」という独自の伝統技術が存在します。この技術は、熱した...
【目次】 現代の製造業が直面する課題、すなわち「高性能化」「軽量化」「コストダウン」を同時に解決する鍵として、粉末冶金(Powder...
【目次】 現代の製造業が直面する課題、すなわち「高性能化」「軽量化」「コストダウン」を同時に解決する鍵として、粉末冶金(Powder...
私は約20年前に自動車用コネクターメーカーで、接点材料の研究開発を担当していました。当時の接点は錫めっきが主流でした。一方、ECU(エンジンコントロール...
私は約20年前に自動車用コネクターメーカーで、接点材料の研究開発を担当していました。当時の接点は錫めっきが主流でした。一方、ECU(エンジンコントロール...
15年前に勤務していた自動車用部品の製造会社で、ゾルゲル法による反射防止コートを樹脂基板上に製造する業務の設計責任者をしていました。ゾルゲル法というのは...
15年前に勤務していた自動車用部品の製造会社で、ゾルゲル法による反射防止コートを樹脂基板上に製造する業務の設計責任者をしていました。ゾルゲル法というのは...
会社概要
-会社概要
© ものづくりドットコム / ㈱ブロードリーフ
ものづくりドットコムのIDでログイン
まだ未登録の方は、「無料」会員登録で多くの特典が!
Aperza IDでログイン
Aperza IDでのログイン機能は終了いたしました。
今後はものづくりドットコム会員ご登録の上、ログインをお願いいたします