知財経営の実践については、その重要性が参考文献のように報告されています。〔1〕〔2〕知財の活用を、企業経営においては、常に意識しましょう。知財経営が有効となるのは、技術が自分の会社の強みとなる場合です。自社の強みを分析してみることが必要です。強みが技術にある場合は、知財戦略を考えてみましょう。
1. 知的創造サイクル
企業の事業活動では、「知的創造サイクル」が重要となります。「知的創造サイクル」とは、創造ー権利化ー活用という一連の流れです。「創造」は、研究開発活動であり、その中から発明が生まれます。「権利化」は、研究開発活動の中から生まれた発明を権利として保護します。発明者は、優れた発明を公開し、公開の代償として一定期間の独占権が認められます。「活用」は、その発明を他者に実施させたり、自ら独占的に実施したりすることで経済的利益を得ることです。
この経済的利益をもとに、企業はさらなる研究開発を進めます。この知的創造サイクルが、うまく回転することで、企業の事業活動は発展します。ひいては産業の発達につながります。
2. 企業経営と特許権の関係
ここでは、メーカーにおける特許権と企業経営の関係について...






