具体的に書く 内容が明確に伝わる技術文書の書き方(その27)

投稿日

技術文書

◆【特集】 連載記事紹介連載記事のタイトルをまとめて紹介、各タイトルから詳細解説に直リンク!!

 

今回も、「内容が明確に伝わる技術文書の書き方(その26)」に引き続き「書き方13:具体な文を書く」に関する補足解説です。「『~的』や『~性』という言葉に関する内容」の続きです。

 

1.技術文書を書く場合

【この連載の前回:内容が明確に伝わる技術文書の書き方(その26)へのリンク】 

 

人財教育

 

技術文書で「~性」や「~的」という言葉を使うときには、これらの言葉が明確に伝わるように書く必要があります。内容が明確に伝わる技術文書を書くためです。

 

内容が明確に伝わるように書く場合には、「書き方13:具体的な文を書く」を使って文を書きます。「書き方13:具体的な文を書く」とは、「文を読んだときその内容が頭の中に浮かんでくるような具体的な文を書くこと」です。

 

「内容が明確に伝わる技術文書の書き方(その16)」で、「以下のような文を読んでも内容が頭の中に浮かんできません」と書きました。理由は、「利便性」という言葉を使っているからです。

 

○○駅では、4月から△△線と□□線との乗り換えが同一ホームでできるようになった。その結果、鉄道利用者の利便性が向上した。

 

「内容が明確に伝わる技術文書の書き方(その16)」で、「この文を以下のように書くことで内容が頭の中に浮かんできます」と書きました。

 

○○駅では、4月から△△線と□□線との乗り換えが同一ホームでできるようになった。その結果、乗り換えのための階段での上り下りがなくなり、また、乗り換え時間が約1分短くなったことから鉄道利用者の利便性が向上した。

 

また、以下のように、「利便性」という言葉を使わずに鉄道利用者が便利になったことを具体的に書いても内容が明確に伝わります。

 

○○駅では、4月から△△線と□□線との乗り換えが同一ホームでできるようになった。その結果、乗り換えのための階段での上り下りがなくなり、また、乗り換え時間が約1分短くなった。

 

技術文書では、具体的な文を書く必要があります。内容を明確に伝えるためです。そのため、以下のことを頭の中に入れて技術文書を書いてください。

 

①「~的」や...

技術文書

◆【特集】 連載記事紹介連載記事のタイトルをまとめて紹介、各タイトルから詳細解説に直リンク!!

 

今回も、「内容が明確に伝わる技術文書の書き方(その26)」に引き続き「書き方13:具体な文を書く」に関する補足解説です。「『~的』や『~性』という言葉に関する内容」の続きです。

 

1.技術文書を書く場合

【この連載の前回:内容が明確に伝わる技術文書の書き方(その26)へのリンク】 

 

人財教育

 

技術文書で「~性」や「~的」という言葉を使うときには、これらの言葉が明確に伝わるように書く必要があります。内容が明確に伝わる技術文書を書くためです。

 

内容が明確に伝わるように書く場合には、「書き方13:具体的な文を書く」を使って文を書きます。「書き方13:具体的な文を書く」とは、「文を読んだときその内容が頭の中に浮かんでくるような具体的な文を書くこと」です。

 

「内容が明確に伝わる技術文書の書き方(その16)」で、「以下のような文を読んでも内容が頭の中に浮かんできません」と書きました。理由は、「利便性」という言葉を使っているからです。

 

○○駅では、4月から△△線と□□線との乗り換えが同一ホームでできるようになった。その結果、鉄道利用者の利便性が向上した。

 

「内容が明確に伝わる技術文書の書き方(その16)」で、「この文を以下のように書くことで内容が頭の中に浮かんできます」と書きました。

 

○○駅では、4月から△△線と□□線との乗り換えが同一ホームでできるようになった。その結果、乗り換えのための階段での上り下りがなくなり、また、乗り換え時間が約1分短くなったことから鉄道利用者の利便性が向上した。

 

また、以下のように、「利便性」という言葉を使わずに鉄道利用者が便利になったことを具体的に書いても内容が明確に伝わります。

 

○○駅では、4月から△△線と□□線との乗り換えが同一ホームでできるようになった。その結果、乗り換えのための階段での上り下りがなくなり、また、乗り換え時間が約1分短くなった。

 

技術文書では、具体的な文を書く必要があります。内容を明確に伝えるためです。そのため、以下のことを頭の中に入れて技術文書を書いてください。

 

①「~的」や「~性」という言葉の意味が明確に伝わるように書く。
②「~的」や「~性」という言葉を使わずに具体的な内容を書く。

 

次回に続きます。

【参考文献】

森谷仁著、「マンガでわかる技術文書の書き方」、オーム社、令和4年3月25日

 

関連解説記事「相手の立場に立って考える」こと 

 

   続きを読むには・・・


この記事の著者

森谷 仁

「君の書く文書は、わかりにくい」と言われる技術者から、「君の書く文書は、わかりやすい」と言われる技術者へのステップアップ!

「君の書く文書は、わかりにくい」と言われる技術者から、「君の書く文書は、わかりやすい」と言われる技術者へのステップアップ!


「人財教育・育成」の他のキーワード解説記事

もっと見る
「本質を理解すること」がわかりやすく伝えることの基本

1. 本質を理解すること  知り合いの新聞記者の方からいただいた資料の中から、「本質を理解する」という文章を紹介します。    本質をしっかり理解し...

1. 本質を理解すること  知り合いの新聞記者の方からいただいた資料の中から、「本質を理解する」という文章を紹介します。    本質をしっかり理解し...


教育システムの設計:多能工・技能工人材の育成【連載記事紹介】

  どうしたら効果のある教育訓練が実施できるでしょうか?   現場の即戦力となる人材、世の中で通用する人材を育てるための教育...

  どうしたら効果のある教育訓練が実施できるでしょうか?   現場の即戦力となる人材、世の中で通用する人材を育てるための教育...


五感で伝える威力は絶大!(初級編) あなたも一瞬で「技術が伝わる」エンジニアになれる(その4)

         【あなたも一瞬で「技術が伝わる」エンジニアになれる 連載目次】 1. 会話を...

         【あなたも一瞬で「技術が伝わる」エンジニアになれる 連載目次】 1. 会話を...


「人財教育・育成」の活用事例

もっと見る
人財教育・人材育成、 周囲の反応、強みと弱み、自己評価と周囲の評価が一致していない時

【目次】 ▼さらに深く学ぶなら!「行動科学」に関するセミナーはこちら! 1. 周囲の反応、自分のことは自分が一番見えていない 自...

【目次】 ▼さらに深く学ぶなら!「行動科学」に関するセミナーはこちら! 1. 周囲の反応、自分のことは自分が一番見えていない 自...


人的資源マネジメント:自分の「徳」を知って成果を出す(その1)

 「徳」という単語は高い人間性を表現するときに使われます。たとえば、「徳がある人」「徳を高める」「徳を積む」というような使い方をします。「徳」というのは道...

 「徳」という単語は高い人間性を表現するときに使われます。たとえば、「徳がある人」「徳を高める」「徳を積む」というような使い方をします。「徳」というのは道...


‐能力開発のシステム創り 製品・技術開発力強化策の事例(その45)

◆能力開発のシステム化に必要不可欠の条件。   前回の事例その44に続いて解説します。    (1) 情報伝達の仕組み創り   (2) 目標を明確にす...

◆能力開発のシステム化に必要不可欠の条件。   前回の事例その44に続いて解説します。    (1) 情報伝達の仕組み創り   (2) 目標を明確にす...