国際プラスチックフェアー(IPF JAPAN 2017)展示会レポート(その9)最終回

 前回のその8に続いて解説します。
 

8. 加飾技術(その2)

(3) スパッタ

 東芝機械エンジニアリングのブースでは射出成形機の横にスパッタのチャンバーを置いて成形に連動させたスパッタを行い、引き続いてUV硬化型のトップコートを行っていた(図53、図54)
 
プラスチックジャパン
図53 東芝機械エンジニアリングのインライン金属成膜の説明(配布資料より)
 
プラスチックジャパン
図54 東芝機械エンジニアリングブースの成形実演サンプル
 

(4) テクスチャー

 角一化成はシボパターンとクリア層の積層による加飾技術「DecoPlas(二色de加飾)」のサンプルを展示していた(図55)
 
プラスチックジャパン
図55 角一化成ブースの二色成形を利用した加飾サンプル
 

(5) 着色

 ロンビックはメタリック着色(図56)、透明染料着色のサンプル(図57)を展示していた。透明染料着色は重合性染料を用いているために水に漬けても色が抜けにくい。今回はポリプロピレンに加えてポリエチレンの着色品も展示されていた。
 
プラスチックジャパン
図56 ロンビックブースのメタリック成形品
 
プラスチックジャパン
図57 ロンビックブースに展示された特殊染料で着色したPP,PE
 

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9. その他

幕張メッセの構造上の制約(床の耐荷重)から超大型成形機の展示実演は見られなかったが、VR(バーチャル・リアリティ)技術を用いた展示などの工夫が見られた(東洋機械金属/藤川樹脂、ニイガタマシンテクノ)
 
【出典】
 PLASTICS JAPAN.com 展示会レポート IPF JAPAN 2017より、筆者のご承諾により、連載。 
  

この記事の著者

秋元 英郎

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