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鋳造の分類 金属材料基礎講座(その26)
◆ 鋳造の分類 金属を溶解して型に流し込みこれを凝固させて製品を得る工法を鋳造と言います。そしてこの時出来た製品を鋳物と言います。鋳造の最も単純なモデ... -
回復と再結晶 金属材料基礎講座(その25)
【目次】 金属材料に圧延や鍛造などの加工を行うと、材料中にひずみや転位が蓄積されて加工硬化していきます... -
ミラー指数の方向 金属材料基礎講座(その24)
ミラー指数には結晶の面だけでなく、方向の表示も重要です。方向の表示にもいくつかの決まり事があります。 まず、面の時と同様に図1(a)... -
ミラー指数とは 金属材料基礎講座(その23)
1. 金属材料変形を結晶中の面や方向を表記する方法とは 金属材料は様々なところに使用されています。金属材料特性を生かした設計する... -
拡散とフィック(Fick)の法則 金属材料基礎講座(その22)
◆ 拡散とフィック(Fick)の法則 水などの液相にインクや他の液相を入れると徐々に広がっていきます。そして広がるにつ... -
不純物介在物 金属材料基礎講座(その21)
金属材料に問題があると、多くの場合その原因として不純物介在物が疑われます。 不純物介在物は鉄鋼・非鉄に限らずどんな金属材料におい... -
マクロ偏析 金属材料基礎講座(その20)
マクロ偏析はミクロ偏析と金属の凝固組織を合わせたような形になります。合金の凝固において、初めに凝固した方が合金濃度が薄いです。そして金属... -
ミクロ偏析 金属材料基礎講座(その19)
合金では一つの製品の中で濃度差が出てきます。それを偏析と言います。 偏析は大きく分けてミクロ偏析とマクロ偏析があります。ミクロ偏析と... -
合金状態図-2 共晶・包晶・偏晶反応 金属材料基礎講座(その18)
全率固溶型以外の状態図のタイプとして共晶反応型、包晶反応型、偏晶反応型の3種類があります。これらの典型的な状態図を下図に示します。これら... -
合金状態図-1 全率固溶型 金属材料基礎講座(その17)
2種類以上の金属を溶解して凝固する時に、例えばA金属とB金属を1対1の割合で溶解して、単純にその配合通りの合金がそのまま得られることは限... -
純金属の凝固組織 金属材料基礎講座(その16)
金属を凝固する時は特殊な場合を除き鋳型などの型の中で凝固が行われます。 この時、鋳型の場所によって冷却速度に違いが生じます。最も冷却... -
凝固、過冷却と核生成 金属材料基礎講座(その15)
1. 金属の凝固 多くの金属製品にとって、最初の製造工程は溶融した金属を固相に固めること(凝固)から始まります。鋳物であれば、この時に... -
結晶粒微細化とは 金属材料基礎講座(その14)
◆ 結晶粒微細化による強化:金属の強化方法のその4 金属原子は各結晶構造に従って配列していますが、一つの金属材料の全てが同じ結晶構造の... -
転位強化 金属材料基礎講座(その13)
◆ 転位強化:金属の強化方法のその3 金属材料に引張試験を行うと、降伏応力以上になると塑性変形を起こします。 この時ひずみの増加と... -
析出強化 金属材料基礎講座(その12)
◆ 析出強化:金属の強化方法のその2 2つ目の強化方法は析出強化です。粒子分散強化という時もあります。これは材料中に硬い粒子を微細... -
固溶強化 金属材料基礎講座(その11)
◆ 固溶強化:金属の強化方法のその1 金属材料を構造材料として使用する場合、強度や硬さは非常に重要な性質です。強度や硬さは日常的、... -
争点 食品特許と官能評価:トマトジュース事件裁判(その2)
前回のその1に続いて、解説します。 4.食品技術:トマトジュース事件の争点 最大の争点は「明細書の官能評価である実施例は特許の... -
相律 金属材料基礎講座(その10)
◆ 相律 ギブスの相律とも言いますが、単に相律とも言います。通常、1つの系を扱う時に成分が 1つだけの時と 2種類以上の時がありま... -
課題 食品特許と官能評価:トマトジュース事件裁判(その1)
1. 食品技術:官能評価の課題 特許を取得するために欠かせないのは「発明の効果」の具現化でしょうか。技術課題を解決するための発明が... -
トランス脂肪酸とその現状
1. トランス脂肪酸とは 私たちが日頃から食する食用油脂は、基本的に3つの脂肪酸とグリセリン骨格からなる化学構造を有しています。その脂...