MTシステム入門 【連載記事紹介】

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◆「MTシステム」とは

MTシステムは、品質工学の長い歴史の中で最も新しい分野で、まだ十分に普及したとは言い難い状態です。その中身も、マハラノビスの距離を使って標準グループとの遊離度を1変数に集約して判定するMT法、その多重共線問題を解決するために編み出されたMTA/MTS法、多変量のSN比と感度を使って目的特性を予測するT法と矢継ぎ早に提案されたため、分かりにくい点がありました。

 

MTシステムは、画像処理等膨大なデータの判定にも有効ですが、パラメータ設計の実験前に既存のデータから有効な因子に「あたり」をつける時などに威力を発揮します。

 

MTシステムは人間が認識したり予測したりする脳の処理を、コンピュータにさせる技術です。認識や予測の技術は、これまでにも多くの提案や実施例がありますが、MTシステムは企業が現場で活用するには、もってこいの技術です。基本的な考えが理解しやすく、ソフトウェアも少し頑張れば作ることもできます。

 

MTシステムの神髄について、ものづくりCOMの登録専門家 手島 昌一氏が連載で解説しています。

 

【MTシステム超入門 全25回の連載記事から注目記事】

 

 

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◆関連解説『品質工学(タグチメソッド)とは』

 


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