アイデア発想法とは(その1)

 今回は、アイデア発想法について解説致します。商品企画七つ道具ではポジショニング分析で得られた最適な方向に沿って創造的にジャンプする方法です。
 
 創造性が感動商品、魅力的品質になる可能性が高いからです。もちろん、単体でも使える手法です。
 

1. アイデア発想を促す基本要件

 

(1) 風土

 異端や失敗を許す自由な組織風土にします。上司は部下のアイデアを広い心で見守りましょう。時間外に創造性を高める研究会を開くなども効果があります。ある程度予算と時間をつけるとさらによいでしょう。
 

(2) 環境

 快適さと刺激、顧客の現場を知る場所がよいでしょう。会議室はあまり良い環境ではありません。
 

(3) 情報

 新しい組み合わせがアイデアになるので情報収集は必須です。
 

(4) チーム

 三人寄れば文殊の知恵、多様な方でアイデア発想をします。性別、年代など様々の方で行うとよいでしょう。
 

(5) 動機付け

 アイデアコンテストを実施して報酬、評価をするとモチベーションが上がります。
 

(6) アンテナ

 情報収集と同時にアンテナを張りましょう。好奇心を持ってアイデア出しに取り組みます。
 

(7) 集中

 リラックスしながらもアイデア出しに集中します。
 

(8) 描く

 文字だけがアイデアはではありません、イラストでも構いません。
 

(9) 観察

 現場で観察すると有力なヒントが得られます。
 

(10) 発想法

 発想しやすいような発想法を活用しましょう。
  
 
アイデア創出
 

2. アイデアを出すのによい環境

 個人でのアイデア創出には、リラックス出来る場所(お風呂など)が最適です。アイデアが急に降って湧いてきたように出てくるときがあります。
 
 組織でアイデア出しを場合のお勧めは、休憩所・食堂・喫煙所・研修所などです。
 

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3. アイデア発想法を行う時間

 はじめは2時間くらいで設定しましょう。アイデア発想に慣れていないと2時間は非常に疲れます。120分のうち、15分は発想法の説明になります。105分がアイデア発想に充てる時間になります。アイデア発想をし始めて、15分程度で、アイデア出しに熱が入る時間になります。なるべく、この時間をキープするとよいでしょう。
 
 30分程度になるとアイデアが出なくなってきます。徐々に口数が少なくなってきます。進行役は、アイデア出しの新たな切り口を伝えましょう。新たにアイデア出しが始まり、45分くらいになると、またアイデアが出なくなります。50分くらいでアイデア発想を止め、休憩に入りリラックスしましょう。あと50分は違う発想法や違うテーマで行いましょう。
 

 【アイデア発想法の基本:ブレーンストーミングのルール】

① 批判一切お断り
② 自由奔放に
③ 量を求む
④ 組み合わせ・改善を求む
 
 成功させるポイントは、ついついのダメだしをグッと抑えましょう。アイデアを出すときとアイデアを否定するのは避けましょう。また、アイデアに大小はありません。実現性は後回しです
。実現性重視にすると、アイデア出しの制限がかかります。まずはアイデアを出すことを優先しましょう。そして、多くのアイデアに熱くなりましょう。アイデアは宝の山、たくさん出すことで、意外なアイデアが出ます。
 
 最後に、他人のアイデアに便乗しましょう。他人のアイデアをさらに活用して他のアイデアに組み合わせましょう。アイデア発想法の基本的ルールを守って、創造性の高いアイデアを出す習慣を付けるとさらによいでしょう。
 
【参考文献】
神田範明編著:『ヒットを生む商品企画七つ道具 よくわかる編』、日科技連出版社、(2000)
神田範明編著:『ヒットを生む商品企画七つ道具 はやわかり編』、日科技連出版社、(2000)
  

この記事の著者

石川 朋雄

日本のものづくりは品質向上に切磋琢磨し,高品質な商品を開発しました。高品質商品と顧客価値創造を融合する商品企画のシステム化を提案します。

日本のものづくりは品質向上に切磋琢磨し,高品質な商品を開発しました。高品質商品と顧客価値創造を融合する商品企画のシステム化を提案します。

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