メカトロ設計の3要素 【連載記事紹介】

更新日

投稿日

技術マネジメント

 

◆メカトロ設計

高度化するとは、メカトロ化することに等しいのです。メカトロニクスは物質(メカ)、エネルギー(エレキ)、情報(ソフト)の統合です。その3要素は、「物質」「エネルギー」「情報」を指します。

 

物質とは、機構と構造であり、そこに流れるエネルギー(電流)が伝達・変換されて、目的の仕事をします。情報はエネルギーの挙動を制御し、システムの安定化を司ります。これら3つの要素を擦り合わせ、バランスよく有機的に結びつけたとき、時空を超えた魅力的な機械システムが誕生します。

 

設計は、さまざまな事柄に対して意識的な作業をする行為ですが、意識し過ぎると余計なことを考えてしまい空回りしてしまいます。その時は一呼吸して、モノの本質について考えると良いでしょう。本質が見えると、すぐさま解決とはいかないまでも何かヒントのようなものを感じ、そこから新たな価値を見出すことができます。本質は色眼鏡を外し、シンプル(素直)に見ないと見えてこないのです。

 

メカトロ設計について、専門家の西田 麻実氏が次の連載記事で詳しく解説しています。

 

【メカトロ設計 連載記事】

 

 

<<この連載を利用の際のお願い>>

ここで紹介する連載の転載は固くお断りします。少人数での個人的な勉強会での使用のみに限定してください。

 


「技術マネジメント総合」の他のキーワード解説記事

もっと見る
イノベーションの創出 普通の組織をイノベーティブにする処方箋 (その131)

  【この連載の前回へのリンク】 現在「切り取った知識の重要部分を発想するフレームワークを使って、イノベーションを発想する」にむけて、日...

  【この連載の前回へのリンク】 現在「切り取った知識の重要部分を発想するフレームワークを使って、イノベーションを発想する」にむけて、日...


自社の強みの定義とは 普通の組織をイノベーティブにする処方箋 (その44)

        前回まではKETICモデルのK(Knowledge)の知識の3つの要素、すなわち「技術知識」...

        前回まではKETICモデルのK(Knowledge)の知識の3つの要素、すなわち「技術知識」...


トポロジー最適化とは

  トポロジー最適化は、以前から存在する技術です。古くは、ミシガン大学と京都大学の教授がトポロジー最適化論文を発表しています。そして多数の...

  トポロジー最適化は、以前から存在する技術です。古くは、ミシガン大学と京都大学の教授がトポロジー最適化論文を発表しています。そして多数の...


「技術マネジメント総合」の活用事例

もっと見る
イノベーション戦略のキーツールとは

  1. 現代のワークショップ    ワークショップは元々、職人が集まって共同で何かを作るための「工房」「作業場」といった意味の...

  1. 現代のワークショップ    ワークショップは元々、職人が集まって共同で何かを作るための「工房」「作業場」といった意味の...


設計部門の課題と原因分析(その3)

【設計部門の課題と原因分析 連載目次】 1. 設計部門の現状を正確に特定する 2. 課題分析と課題の根本原因除去 3. 設計部門用に用意したコン...

【設計部門の課題と原因分析 連載目次】 1. 設計部門の現状を正確に特定する 2. 課題分析と課題の根本原因除去 3. 設計部門用に用意したコン...


プリウスの開発事例から学ぶ画期的挑戦

トヨタ・プリウスが1997年に世界初の量産ハイブリッド車として市場に出た時は大きな衝撃を社会にもたらしました。2009年に20万8876台を売り上げ、...

トヨタ・プリウスが1997年に世界初の量産ハイブリッド車として市場に出た時は大きな衝撃を社会にもたらしました。2009年に20万8876台を売り上げ、...