中国工場の品質向上 事例 【連載記事紹介】

更新日

投稿日

QC

 

◆こうすれば失敗しない!中国工場の品質改善

日系企業が中国本土へ工場進出してから、30年余が経過しています。製造業でみると中国工場を軌道に乗せて規模を拡大している日系企業も多くある一方で、軌道に乗せることができずに撤退している企業もあります。中国国内の最低賃金の上昇や生産労働人口の減少による工員の採用難などにより、中国での工場経営も厳しさを増しています。

また、政治的リスクを避けるために、生産拠点を中国以外の国にも持つ“チャイナプラスワン”が叫ばれて久しいのですが、これを実行できる企業は限られています。

これだけ日本企業が進出しているのですから、日本と中国はお互いになくてはならない存在であると言えます。それは市場としての中国、製造拠点としての中国、調達先としての中国であり、どれもが日本にとって重要なものです。

その中で製造拠点としての中国、調達先としての中国で問題になるのが品質です。中国に進出した日本企業は、日本で生産したときの品質が中国工場で再現できずに苦労しています。なぜこのようなこのようなことが起きるのでしょうか?

それは、日本にはない中国独特の要因があるからです。この連載では、中国工場のそうした要因を3M【Man(人)、Machine(設備・機械)、Material(部品・材料)】で分析するとともに、どのように対処していくのがよいのかを解説しています。

中国工場の品質改善は、ものづくりドットコム 登録専門家の根本 隆吉氏が長年の実践と検証から構築した解説記事です。

 

【中国工場の品質改善 連載全84回から各章の冒頭ページ 】

 

 

◆関連解説記事

・中国工場での品質管理

・中国工場のレベルを高める第1歩とは


<<この連載を利用の際のお願い>>

ここで紹介する連載の転載は固くお断りします。少人数での個人的な勉強会での使用のみに限定してください。

 


「生産マネジメント総合」の他のキーワード解説記事

もっと見る
製造現場は赤ちゃんと同じで手間が掛かるもの 作業環境:5S、ムダ(その3)

   工場の経営者から現場の従業員の方を対象として「作業環境:5S、ムダ」をテーマに連載で解説します。固定観念を打ち崩しながら現場改善に留...

   工場の経営者から現場の従業員の方を対象として「作業環境:5S、ムダ」をテーマに連載で解説します。固定観念を打ち崩しながら現場改善に留...


モノを素早く動かそう レイアウトと物流(その2)

  1.モノには足がないので自ら動けない 在庫は諸悪の根源などと良く言われますが、その在庫や仕掛りになっているモノが動かないのは何故でし...

  1.モノには足がないので自ら動けない 在庫は諸悪の根源などと良く言われますが、その在庫や仕掛りになっているモノが動かないのは何故でし...


ゴミを部品として考える レイアウトと物流(その7)

  1.ゴミを捨てるにも工数や費用がかかっている 部品を作る過程で哀れにも部品に至らなかった残りモノは、役目を終えたとたんにゴミと称され...

  1.ゴミを捨てるにも工数や費用がかかっている 部品を作る過程で哀れにも部品に至らなかった残りモノは、役目を終えたとたんにゴミと称され...


「生産マネジメント総合」の活用事例

もっと見る
検証記録が残せていない事例

  ◆ 位置決め方法を再改善するもまだ足りないものが  この中国企業ではプレスで鉄製支柱の穴あけ加工をやっていた。重要寸法である穴位置は...

  ◆ 位置決め方法を再改善するもまだ足りないものが  この中国企業ではプレスで鉄製支柱の穴あけ加工をやっていた。重要寸法である穴位置は...


品質改善、現場との関係とは

        今回は、改善活動、定着の初期段階のことです。    生産部門の品質が悪く品質部門で現場改善を行っていて、品質リスクアセスメントで...

        今回は、改善活動、定着の初期段階のことです。    生産部門の品質が悪く品質部門で現場改善を行っていて、品質リスクアセスメントで...


理由教育とは(その2) 中国企業の壁(その46)

        前回、ある日系中国工場の作業で半田コテ先の温度や設備の始業点検など作業者がやるべきことをやっていない、それをチェックすべき管理者も作...

        前回、ある日系中国工場の作業で半田コテ先の温度や設備の始業点検など作業者がやるべきことをやっていない、それをチェックすべき管理者も作...