6. 日程短縮
ネットワークを作成して手順の相互関係を検討し、各作業に標準状態の見積りを入れる段階までをプランニングといいます。これに対して、計画全体を所定の目標に合った形に調整する手続きを一般にスケジューリングと呼びます。
ネットワークが作成され、各作業の時間見積りをして、余裕時間、クリティカルパスが計算されると、標準状態でその工期に何日かかるかがわかります。しかし、その工事が与えられた工期に間に合えばよいが、完成工期を超えてしまっていたとすれば、クリティカルパス上の作業のいずれかを超えた日数だけ短縮しなければなりません。合理的に対策を立て易いのがネットワークの特徴です。図に沿って手法を説明します。
図6.1 ネットワークモデル
図6.1においては、最終結合点に48日で到達できることがわかります。ここで工期が48日でちょうど間に合う状態とすれば、最遅終了時刻は48日でセットされ、余裕時間、クリティカルパスが計算されます。この場合は、図の表のように最大余裕時間が全て0またはプラスの場合となります。もし、工期を41日とすると日程を7日間短縮...