管理監督者向け教育とは 物流業センター長の役割(その3)

投稿日

 
  SCM
 

(1) 物流センター長を育成していくための教育訓練プログラム

 物流センター長は既にお話させていただきました3つの役割を果たさなければなりません。しかし現時点でこれらが十分にできていないセンター長がいる会社もあることでしょう。そこで会社として物流センター長を育成していくための教育訓練プログラムを構築して実践することが求められます。
 
 よく現場の長が頼りなくて・・・、という話をお聞きしますが、会社が期待値に応えられるような育て方をしてこなかったわけですからそれは当然です。ですから、日々の自職場の収支がわかるように、いろいろなケースで教育していかなければならないのです。
 
 部下を育成するスキルも同様です。そして改善スキルについてもしっかりと教育していくことが重要になってくるわけです。今まで管理監督者向けの教育をしっかりとやってこなかった会社は今後のことを考えてきちんと対応していくと良いと思います。
 
 時間もコストもかかるかもしれません。しかしこれは会社の将来のための「投資」です。そこをけちることなくやっていくことが重要なのです。
 

(2) 物流センター長はマネジメント力重視

 物流現場上がりのセンター長の場合、作業に興味があってもマネジメントに興味が無いという人もいます。何かというと理由を付けて現場作業に入りたがるようなタイプです。一方で現場を知らなくてもマネジメントはきちんとできる人がいます。どちらも一長一短ですが、やはりセンター長はマネジメント力重視でいくべきではないでしょうか。
 
 まったく現場に行かない管理者では困りますが、別に自分で実業務ができなくても良いのです。人を使って目標を達成する...
 
  SCM
 

(1) 物流センター長を育成していくための教育訓練プログラム

 物流センター長は既にお話させていただきました3つの役割を果たさなければなりません。しかし現時点でこれらが十分にできていないセンター長がいる会社もあることでしょう。そこで会社として物流センター長を育成していくための教育訓練プログラムを構築して実践することが求められます。
 
 よく現場の長が頼りなくて・・・、という話をお聞きしますが、会社が期待値に応えられるような育て方をしてこなかったわけですからそれは当然です。ですから、日々の自職場の収支がわかるように、いろいろなケースで教育していかなければならないのです。
 
 部下を育成するスキルも同様です。そして改善スキルについてもしっかりと教育していくことが重要になってくるわけです。今まで管理監督者向けの教育をしっかりとやってこなかった会社は今後のことを考えてきちんと対応していくと良いと思います。
 
 時間もコストもかかるかもしれません。しかしこれは会社の将来のための「投資」です。そこをけちることなくやっていくことが重要なのです。
 

(2) 物流センター長はマネジメント力重視

 物流現場上がりのセンター長の場合、作業に興味があってもマネジメントに興味が無いという人もいます。何かというと理由を付けて現場作業に入りたがるようなタイプです。一方で現場を知らなくてもマネジメントはきちんとできる人がいます。どちらも一長一短ですが、やはりセンター長はマネジメント力重視でいくべきではないでしょうか。
 
 まったく現場に行かない管理者では困りますが、別に自分で実業務ができなくても良いのです。人を使って目標を達成することがマネージャーの役割だからです。むしろ現場に入りたがる人の方が要注意です。それによって管理の時間が取れないような人の場合、現場に戻した方が良いかもしれません。
 
 会社は複数センターがある場合はそれぞれのセンター長を評価してパフォーマンスに応じた賞与にするべきです。良くできた人とそうでもない人に差を付けないことは悪平等にすぎません。この点は十分に注意しましょう。
 

   続きを読むには・・・


この記事の著者

仙石 惠一

物流改革請負人の仙石惠一です。日本屈指の自動車サプライチェーン構築に長年に亘って携わって参りました。サプライチェーン効率化、物流管理技術導入、生産・物流人材育成ならばお任せ下さい!

物流改革請負人の仙石惠一です。日本屈指の自動車サプライチェーン構築に長年に亘って携わって参りました。サプライチェーン効率化、物流管理技術導入、生産・物流人...


「サプライチェーンマネジメント」の他のキーワード解説記事

もっと見る
SCM効率を評価するKPIの新提案 SCM最前線 (その14)

 前回のその13に続いて解説します。   1. SCMの改善・改革    前回までの連載では、現在SCMには効率を適切に評価す...

 前回のその13に続いて解説します。   1. SCMの改善・改革    前回までの連載では、現在SCMには効率を適切に評価す...


ギリギリまで作らない、運ばない、仕入れない (その5)

 前回のその4に続いて、「ギリギリまでつくらない、運ばない、仕入れない」その5は、商品Noの統一、仕掛品Noの逆検索について、解説します。  ...

 前回のその4に続いて、「ギリギリまでつくらない、運ばない、仕入れない」その5は、商品Noの統一、仕掛品Noの逆検索について、解説します。  ...


ギリギリまで作らない、運ばない、仕入れない (その2)

◆「ギリギリまでつくらない、運ばない、仕入れない」    前回は「ギリギリまでつくらない、運ばない、仕入れない」の概要を説明いたしました。今...

◆「ギリギリまでつくらない、運ばない、仕入れない」    前回は「ギリギリまでつくらない、運ばない、仕入れない」の概要を説明いたしました。今...


「サプライチェーンマネジメント」の活用事例

もっと見る
アメリカの宅配動向:ラストワンマイルの行方(その2)

  ◆ アメリカの宅配動向  日本では不在のため再配送が問題になっています。宅配は直接ユーザーに手渡ししサインをもらう必要があります。一...

  ◆ アメリカの宅配動向  日本では不在のため再配送が問題になっています。宅配は直接ユーザーに手渡ししサインをもらう必要があります。一...


非効率な物流自動化:物流現状把握の重要性(その5)

  ◆ 非効率な物流自動化  ムダな投資が実際に発生している事例を紹介します。ある工場では工程間運搬を効率化するために無人運搬車を導入し...

  ◆ 非効率な物流自動化  ムダな投資が実際に発生している事例を紹介します。ある工場では工程間運搬を効率化するために無人運搬車を導入し...


書籍、現場、そしてセミナー:物流について学ぶには(その3)

  ◆物流セミナーに参加する 物流について手っ取り早く学ぶ方法として外部教育の受講が挙げられます。物流に関するセミナーはあまり多くないか...

  ◆物流セミナーに参加する 物流について手っ取り早く学ぶ方法として外部教育の受講が挙げられます。物流に関するセミナーはあまり多くないか...