品質問題の未然防止とは 【連載記事紹介】

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◆【特集】 連載記事紹介連載記事のタイトルをまとめて紹介、各タイトルから詳細解説に直リンク!!

 

◆品質問題の未然防止

品質問題は次のような一連の流れで起こります。

  ストレスがかかり ➡ 故障メカニズムにより ➡ 故障モードが発生する

 

例えば樹脂の事例で言えば、

ストレス:高温、 故障メカニズム:熱劣化で亀裂、 故障モード:液漏れで、ガソリンなら 火災。 (製品によって変わる)

 

電子回路絶縁樹脂の場合は、ショートで機能停止という事になります。このような背景で、品質問題を未然に防止するには、まずストレスの調査が必要になります。

 

◆未然防止のための過去トラ集の作り方・使い方

世の中で起こる人命にかかわる重要品質問題としては、自動車のリコール、電化製品の市場回収、食中毒、医療ミスなどがあり、ほとんどは、未然防止できたものばかりです。

 

それを、製造業の製品設計の事例で証明し、どうしたら良いか説明します。これらの内容をまとめ、『過去トラ集』として、ものづくりドットコム 登録専門家の本田 陽広氏が2019年5月に出版しました。本連載はこれらの概要を紹介するものです。

 

【品質問題の未然防止 連載記事】

 

 

◆関連解説 品質問題をゼロにする方法 連載記事

 

 

<<この連載を利用の際のお願い>>

ここで紹介する連載の転載は固くお断りします。少人数での個人的な勉強会での使用のみに限定してください。

 


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