トラブル対応に追われる日々から卒業し、本来の業務に集中するための実践的なノウハウを解説。自信をもって設計を進め、顧客やチームからの信頼を勝ち取るための体系的知識を提供!
セミナー趣旨
多くの設計者は、問題が起きてからその場しのぎの対応を繰り返してしまいます。
その原因は設計者の能力不足ではなく、設計者としての「正しい知識」が不足しているだけなのです。つまり、正しい対応方法を学ぶことで、問題の未然防止と再発防止が行えるのです。
そこで、若手設計者を対象として、設計品質の基礎セミナーを開催いたします。
本セミナーでは、設計段階で品質問題を未然に防ぎ、再発を防止するための実践的な考え方と手法を学びます。具体的には、ISOや狩野モデルなどの基礎知識から、生成AIを活用した再発防止活動・未然防止活動の具体的な進め方まで、若手設計者が明日から実務で使えるノウハウをわかりやすく解説します。
<本セミナーを受講するメリット>
・品質問題の根本原因を見抜く力が身につき、自信を持って設計を進められる
・トラブル対応に追われる時間が減り、本来の業務に集中できる
・顧客やチームからの信頼を勝ち取り、設計者としての評価を高めることができる
セミナープログラム
- 1.品質向上の取組みの重要性
- 1-1 なぜQが一番重要か
- 1-2 品質に関わる社会の仕組み
- 1-3 ますます重要になる品質の確保
- 1-4 品質問題を起こすとどうなるか
- 1-5 どのような原因で品質問題が起きているか
- 2. 設計と品質の関係
- 2-1 品質とは何か?(ISO/狩野モデルなど)
- 2-2 設計とは何か?
- 2-3 設計の進め方(機能⇒性能⇒詳細仕様)
- 2-4 設計と品質の関係
- 2-5 品質と信頼性の関係
- 3. 品質向上の取組みの切り口
- 3-1 品質向上を実現するために
- 3-2 再発防止活動と未然防止活動
- 3-3 設計の仕組み〜品質向上を実現するための5つのポイント〜
- 4. 品質問題の再発を防ぐ(再発防止活動)
- 4-1 再発防止活動とは
- 4-2 直接原因と根本原因
- 4-3 設計ルール作成のポイント
- 4-4 設計者のエラーと人の能力の特徴(エラーの完全防止は不可能)
- 4-5 エラー防止の考え方(エラープルーフ化)
- 4-6 チェックリスト
- 4-7 生成AIを活用した再発防止活動
- 5. 品質問題を未然に防ぐ(未然防止活動)
- 5-1 未然防止活動とは
- 5-2 なぜ未然防止活動が必要なのか
- 5-3 問題発見の考え方
- 5-4 デザインレビュー(DR)
- 5-5 品質機能展開(QFD)
- 5-6 FMEA(故障モード・影響解析)
- 5-7 FTA(故障の木解析)
- 5-8 FMEAとFTAの使いわけ
- 5-9 リスクアセスメント
- 5-10 試作・評価
- 5-11 生成AIを活用した未然防止活動
セミナー講師
田口 宏之 氏
田口技術士事務所 代表
1976年長崎県長崎市生まれ。
田口技術士事務所代表。
技術士(機械部門)、博士(情報工学)。
九州大学大学院修士課程修了後、東陶機器(株)(現、TOTO(株))に入社。
12年間の在職中、ユニットバス、洗面化粧台、電気温水器等の水回り製品の設計・開発業務に従事。金属、プラスチック、ゴム、木質材料など様々な材料を使った製品設計を経験。
また、商品企画から3DCAD、CAE、製品評価、設計部門改革に至るまで、設計業務に関するあらゆることを自らの手を動かして実践。それらの経験をベースとした講演、コンサルティングには定評がある。
セミナー受講料
43,000円(消費税込)
備考
職場・自宅 全国どこからでも参加できます。
「ZOOM」を使用します。
※アプリをインストールせずブラウザから参加できます。
※録音・録画・撮影はご遠慮下さい。
受講料
43,000円(税込)/人
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