少子高齢社会での組織的な伝承の進め方 【連載記事紹介】

 

事業継承

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◆こんな方におすすめ!=伝承を進めるための組織的な取り組み方を知りたい=

伝承が進まない原因の一つには、教え合う環境の崩壊があります。わが国の高度経済成長期には、小集団活動に代表されるように通常業務や改善活動などを通じ、先輩・後輩や同僚間で自然と教え合う環境ができていました。しかし、欧米型のビジネススタイルを取り入れたことにより、終身雇用や年功序列の崩壊、また、能力主義に代表される個人評価に重点が置かれるようになりました。そのような働き方や労働意識が変化して、評価の対象となる経験や知識などを共有することが少なくなったのです。組織的な伝承の進め方を解説します。

 

◆企業DNAの継承

日本には昔から伝統を大切にする文化が引き継がれています。世界に類を見ない千年以上の歴史がある長寿企業が多いのも、そのような伝統を大切にする精神の表れです。つまり日本人には、先代や先々代が苦労して作り上げた経験や知識を大切に守り、後世へより良くして伝えるという文化が根付いているのです。先代などが決めた品質やサービスなどのルールに対して、当たり前のこととして、こだわって実践していくことが日本企業の強みになっています。

 

このような企業DNAを伝えるポイントは、コアの経験や知識を見極めることであり、そのことが日本企業のポテンシャルを高めるカギとなります。その上で「何を伝えていくのか」「如何に伝えるか」だけではなく、「新しく何をつくり出していくか」ということを念頭において、企業DNAの継承に取り組めば、日本企業、ひいては日本全体のポテンシャルはますます高まっていくでしょう。

 

次の連載で ものづくりドットコム登録専門家の野中氏が詳しく紹介しています。

 

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【少子高齢社会での組織的な伝承の進め方 連載記事一覧】

1. 先送りされた伝承

2. なぜ伝承は進まないのか

3. 伝承成功のポイント

4. 企業DNAの継承

 


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