商品開発のための発想法とは【連載記事紹介】

更新日

投稿日

アイデア

 

商品開発のための発想法が、無料でお読みいただけます!

 

◆こんな方におすすめ!=商品開発のための発想法を知りたい!=

各種調査を待つまでもなく新規の商品、しかも売れる商品は、経営者はもとよりものづくり企業の社員の誰もが望んでいることです。しかし、画期的な商品を企画することができず、したがって思うようにヒット商品を生み出せていないのが現実です。新商品はもとより、技術を開発するには、当然のこと ながら「何を」開発しようとしているのかを明確にする必要があります。現在、多くの企業の置かれている状況、例えば、次世代の中心となるべき商品がないとか、ライバルとの価格競争に陥り体力勝負になってしまっ た、といった状況にある場合などです。

 

このように、問題が「売上が低下している」とか「利益が出ない」とかといった漠然としたものである状況下で、「(利益の出そうな)新製品の開発を急ごう」と言っても、会社のトップ層はなかなか具体的な商品イメージを示すことができないし、「新商品の開発」を命じられた現場の技術者は、何を作ってよいか分らないままにいたずらに頑張ってはみるものの、体力と時間とをむなしく浪費するばかりになってしまいます。

 

◆何を作ったら良いか分らない状態での商品開発の発想法とは

新商品開発のための発想に従来からいろいろ工夫がなされてきています。その代表的なものには、0 Look VE (企画段階のVE)や QFD(品質機能展開)などがあります。TRIZの中にも「技術進化の法則」や「9画面法」等があります。これらは目的とする商品の狙い方や状況の捉え方によって差はあるものの、基本的には対象とするモノや技術に対して、現状の問題点を認識することから出発し、その問題を解決する新しい商品を考え出そうとするものです。問題がはっきりしていてターゲットの概要が見えるような場合は、多くの経験からの知見が生かされる従来から知られている方法で対処できます。

 

ここでは、新商品開発を進めるための方法(S2D)を ものづくりドットコム登録専門家の三原 祐治氏が詳しく紹介している貴重な解説記事です。

 

アイデア発想法

図.市場環境と企業、新商品開発法とは(その1)参照

 

【新商品開発法(S2D)、記事一覧】

 

◆関連解説記事:ひらめきの法則【連載記事紹介】

 

【連載記事の執筆者紹介】

三原 祐治さん

 

<<この連載を利用の際のお願い>>

ここで紹介する連載の転載は固くお断りします。少人数での個人的な勉強会での使用のみに限定してください。

 

◆【特集】 連載記事紹介連載記事のタイトルをまとめて紹介、各タイトルから詳細解説に直リンク!!

 


「アイデア発想法一般」の他のキーワード解説記事

もっと見る
アイデア発想法、シネクティクス法の進め方

1.潜在意識を利用する  シネクティクスという言葉は、「異なった一見関係のないものを結びつける」といった意味のギリシャ語からの造語です。  創始者のウ...

1.潜在意識を利用する  シネクティクスという言葉は、「異なった一見関係のないものを結びつける」といった意味のギリシャ語からの造語です。  創始者のウ...


集団での問題解決ふたつのアプローチ

  ◆関連解説『アイデア発想法とは』 1.集団での問題解決ステップについて  下の図1は私がまとめた集団での問題解決ステップ論であり、...

  ◆関連解説『アイデア発想法とは』 1.集団での問題解決ステップについて  下の図1は私がまとめた集団での問題解決ステップ論であり、...


アイデアのヒントを探しに人はどこへ行く、ヒントを得る場所・人・媒体とは

  1.アイデアを探す場所は  アイデアのヒントを探しに人はどこへ行くのでしょうか。「現代人の発想パターン調査」(1984年.創研調査)...

  1.アイデアを探す場所は  アイデアのヒントを探しに人はどこへ行くのでしょうか。「現代人の発想パターン調査」(1984年.創研調査)...


「アイデア発想法一般」の活用事例

もっと見る
しつこく繰り返して、発見や発明を生んだ事例1-噴射式復水器、蓄音機-

1.蒸気の性質を科学的に調べ続け、実用に耐える蒸気機関を完成させた、イギリスの科学者ジェームズ・ワット    産業革命を推進する原動力となった蒸気機関...

1.蒸気の性質を科学的に調べ続け、実用に耐える蒸気機関を完成させた、イギリスの科学者ジェームズ・ワット    産業革命を推進する原動力となった蒸気機関...


光学技術発見の事例

1.たまたま二枚のレンズを使って遠くを見て、筒眼鏡を発明したオランダのレンズ研磨工ハンス・リッペルスハイ  17世紀の初め、オランダは眼鏡の生産地でした...

1.たまたま二枚のレンズを使って遠くを見て、筒眼鏡を発明したオランダのレンズ研磨工ハンス・リッペルスハイ  17世紀の初め、オランダは眼鏡の生産地でした...


-列車のブレーキ‐ 偶然を生かしたセレンディピティのひらめき (その2)

 列車事故に偶然遭遇し、圧縮空気の機械を利用してブレーキに応用した、アメリカの発明家 ジョージ・ウェスティングハウス                  ...

 列車事故に偶然遭遇し、圧縮空気の機械を利用してブレーキに応用した、アメリカの発明家 ジョージ・ウェスティングハウス                  ...