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ガラスの研磨作業に使用しているコールタール（ピッチ）の除去方法で悩んでいます。 研磨終了後、鉄製の皿（曲率つき）についたコールタールの塊を、現状では直火で溶かしています。火傷の恐れと悪臭による人体被害の観点から 作業改善したいのですが、アイデアの技法又は効果的な方法があるのか知りたいです。できれば、コールタールは再利用したいです。宜しくお願い致します。
satosh様
はじめまして。
ものづくりドットコム登録専門家、プロフェッショナル企業参謀の吉村と申します。
コールタールの除去方法で悩まれているとの事、新たな手法を開発する際の考え方についてアドバイスさせていただきます。
現在の作業方法の課題としては
① 火傷の恐れがある。
② 悪臭による人体被害がある。
と言うことですね。
合わせてコールタールを再利用する方法を検討したいと言う事ですが、
大きく２種類の方法を検討すべきでしょう。
a) コールタールの液状化方法の検討
現状は「加熱」する事を選択されていますが、他の手法は無いでしょうか？
・溶剤を使用する。 ・冷却して固化し、剥離しやすくする。 等
別のアプローチを考えるのが第一歩かと思います。
このアプローチで解決方法が見つからない場合は
b）新たな加熱手法の検討
現状、直火で行っている加熱方法の代替えを検討します。
その際の要件は、
A)作業を自動化し、火傷の恐れを無くす。
B)加熱時に悪臭が出ない条件を探す／悪臭を逃がす方法を見つける。
といった事でしょう。
いずれの検討に関しても、闇雲に考えても答えは出ないと考えられます。
具体的な検討を行う際には、異業種でコールタールやピッチの除去を
行っている現場を探索し、方法を聞いたり相談したりする事が重要です。
以上、ご参考になれば幸いです。
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