ギリギリまで作らない、運ばない、仕入れない 【連載記事紹介】

投稿日

SCM

 

◆ ギリギリまで作らない、運ばない、仕入れないとは

ネット時代は個別化要求時代で、多様化した商品を並べても選択するよりは、自分だけのオーダーメイドを要求します。消費者と「ものづくり企業」が直接ネット上で会話して「つくる、運ぶ、仕入れる」の構造です。
 
この個別化の要求に対応した商品に、人気が出ると爆発することもあります。一般の商品も高度成長時の押し出すスタイル(Push)から、ひきつけるスタイル(Pull)へと構造が変わってきています。ものづくり企業は消費者の要求に合わせて企画し、売れ行きの兆候に合わせてつくり始めます。もちろんその前に素材や部品が必要になりますので、消費者の売れ行き兆候をみて行動を起こします。これが今の時代のつくり方です。
 
運び方も一緒です。運べと言う受発注があって運ぶのではなく、欠品の前に運べばよいのです。仕入れも一緒です。在庫が少なくなったので仕入れるのではなく、商品販売の事前の兆候が見られるので、欠品になる前に仕入れれば良いのです。

 

すなわち「ぎりぎりまでつくらない、運ばない、仕入れない」の時代です。「ぎりぎりまでつくらない、運ばない、仕入れない」時代の展望を、ものづくりドットコム 登録専門家の細木 和茂氏が連載で解説しています。

 

【ギリギリまで作らない、運ばない、仕入れない 連載記事紹介】

 

関連解説記事:サプライチェーンマネジメント戦略の目標とは 【連載記事紹介】

関連解説記事:物流改善ネタ出し講座 【連載記事紹介】

関連解説記事:物流の顧客満足度を知る【連載記事紹介】

 

<<この連載を利用の際のお願い>>

ここで紹介する連載の転載は固くお断りします。少人数での個人的な勉強会での使用のみに限定してください。

 

 


「サプライチェーンマネジメント」の他のキーワード解説記事

もっと見る
ギリギリまで作らない、運ばない、仕入れない (その11)

1.予測できない売行き    前回のその10に続いて解説します。何がいつからどのくらい売れるのか、だれも予測できません。だから欠品になるので...

1.予測できない売行き    前回のその10に続いて解説します。何がいつからどのくらい売れるのか、だれも予測できません。だから欠品になるので...


ギリギリまで作らない、運ばない、仕入れない (その9)

1.平成28年、熊本震災に学ぶ    前回のその8に続いて解説します。「必要な時に、必要なものを、必要なところに」というのはSCMのコンセプ...

1.平成28年、熊本震災に学ぶ    前回のその8に続いて解説します。「必要な時に、必要なものを、必要なところに」というのはSCMのコンセプ...


収益を決定するサプライチェーンの関係性

1.サプライチェーンの同期化と能力  個々の業務スピードが高くても、そのスピード自体がバラバラだと在庫が溜まるため、機会損失が発生します。そういった機会...

1.サプライチェーンの同期化と能力  個々の業務スピードが高くても、そのスピード自体がバラバラだと在庫が溜まるため、機会損失が発生します。そういった機会...


「サプライチェーンマネジメント」の活用事例

もっと見る
サプライチェーンマネジメント:物流業務での若手育成(その3)

  ◆物流の発生要因を学ぶ 物流管理というよりサプライチェーンマネジメント。これこそが若手社員が身につけていかなければならないスキルです...

  ◆物流の発生要因を学ぶ 物流管理というよりサプライチェーンマネジメント。これこそが若手社員が身につけていかなければならないスキルです...


荷主にとっての物流改善 顧客のニーズをつかむには(その2)

  ◆ 荷主の真意は何か  荷主が価格改定を要求する背景には「物流会社から改善提案」が提出されないからという大きな理由があります。価格改...

  ◆ 荷主の真意は何か  荷主が価格改定を要求する背景には「物流会社から改善提案」が提出されないからという大きな理由があります。価格改...


すぐできる小さな改善提案 お客様の満足を得る(その3)

◆「すぐできる改善」ネタを提供  お客様への付加価値提供は「提案にある」というお話を良くさせていただいておりますが、荷主企業からは物流会社側からこの...

◆「すぐできる改善」ネタを提供  お客様への付加価値提供は「提案にある」というお話を良くさせていただいておりますが、荷主企業からは物流会社側からこの...