人財教育・人材育成、解決すべき問題と避けるべき問題とは

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    1. 解決すべき問題と、あえて避ける問題

    長く仕事をしていると色々な問題に直面します。そして、解決すべき問題と、あえて避ける問題があることを経験します。解決すべき問題とは仕事を受注するために必要だけれども、入手するのが困難な時や、高額なとき、対応できる人が限られること、身に着けるのに時間がかかることなどがあります。これらは「他社ではできないこと」です。他社でも容易にできることは顧客からすると、相手は誰でもよいとなります。しかし、他社ではできないなら、優先的に選ばれます。その結果、市場において優位に立つことができます。

     

    この「解決すべき問題」はその時点で持っていないけれども、時間とコストをかければ手に入れることができ...

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      1. 解決すべき問題と、あえて避ける問題

      長く仕事をしていると色々な問題に直面します。そして、解決すべき問題と、あえて避ける問題があることを経験します。解決すべき問題とは仕事を受注するために必要だけれども、入手するのが困難な時や、高額なとき、対応できる人が限られること、身に着けるのに時間がかかることなどがあります。これらは「他社ではできないこと」です。他社でも容易にできることは顧客からすると、相手は誰でもよいとなります。しかし、他社ではできないなら、優先的に選ばれます。その結果、市場において優位に立つことができます。

       

      この「解決すべき問題」はその時点で持っていないけれども、時間とコストをかければ手に入れることができる見込みがあることです。そのために必要なことは選択と集中です。経営資源としては人材、設備、資金、ネットワークなどがあります。そして、他社も市場の優位性を手に入れるために同様のことを考えます。そのため、時間はできる限り短時間であることが求められます。手に入れる見込みが極めて小さいこと、または手に入れたときには周りの他社にとってはすでに標準となっていることが予想できる時は避けた方がよいでしょう。時間とコストを浪費するだけです。

       

      2. 避けるべき問題、やればやるほど負の損失となること

      「避けるべき」というと何も努力せずに結果を手に入れると考える人もいるかもしれませんが、そのような考え方とは違います。リスクばかりが大きすぎて、リターンがほとんど期待できない、あるいはやればやるほど負の損失となることを指します。いわゆる長年の赤字事業です。単価が赤字のため、売れば売るほど損失が大きくなってしまいます。これは期間を決めて「何とか黒字になるように改善する」のはよいですが、まったく好転する見込みがない時は、早めに見切りをつけることです。どうにもならないことは、残念ながらどうにもならないのです。新しい事業を立ち上げた方が良いです。これは競合相手との競争力も関係してくるので、自社だけで判断できないこともあります。相対的に相手が弱っていれば巻き返せますが、相手が強ければ太刀打ちできません。

       

      実際のところ、本当にリスクだけでリターンがないものなのか、判断することは非常に大きな問題です。それは将来のことを正確に予測することが難しいからです。ある程度の経験や、その時点で入手できる情報から将来を判断します。完全に閉じるのではなく、多少を「残し」ておくのも手段です。判断力を鍛えるためには、小さいことでも「判断すること」を実践することです。もちろん、外れてもあまりリスク、損失とならない判断から始めます。自分で「決める」ことを続けることが重要です。

       

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      この記事の著者

      福﨑 昌宏

      金属組織の分析屋 金属材料の疲労破壊や腐食など不具合を解決します。

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