人財教育・人材育成、評価ポイントと得意分野

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人財教育・人材育成、評価ポイントと得意分野

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    1. 評価ポイント:評価ポイントと相手との相性

    人が人を評価する時は、できるだけ客観的な視点を意識しつつも、ある程度は評価する人の主観も含まれます。それは、例えばビジネスパートナー、取引関係、顧客など仕事で接する人にも当てはまります。仕事に限らず、何か物事を行う時に人に求める項目などがあります。大きな規模になるほど、人に求められることも大きく明確になります。そうすると、人を見る時に評価ポイントが絞られます。そして、もちろん相手も人間なので、それ以外にも様々な性格や気質があります。相手との相性もあります。この、明確な評価ポイントと相性はどちらも重要です。評価ポイントだけが良くても、相性が悪いと人間関係がうまくいかず、いい結果をだし...

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      1. 評価ポイント:評価ポイントと相手との相性

      人が人を評価する時は、できるだけ客観的な視点を意識しつつも、ある程度は評価する人の主観も含まれます。それは、例えばビジネスパートナー、取引関係、顧客など仕事で接する人にも当てはまります。仕事に限らず、何か物事を行う時に人に求める項目などがあります。大きな規模になるほど、人に求められることも大きく明確になります。そうすると、人を見る時に評価ポイントが絞られます。そして、もちろん相手も人間なので、それ以外にも様々な性格や気質があります。相手との相性もあります。この、明確な評価ポイントと相性はどちらも重要です。評価ポイントだけが良くても、相性が悪いと人間関係がうまくいかず、いい結果をだしづらくなります。そして、相性だけが良くても、それだけで結果を出すことは出来ません。しっかりした能力や実績がなければ、単なる根性論になってしまいます。

       

      しかし、評価ポイントと相性がどちらも十分であることは珍しいことが多いです。どちらか片方だけが良い場合、どちらもそれなりな場合です。どの相手を選ぶかは状況によります。評価ポイントを優先した方がよいとか、相性を優先した方が良いとか、どちらもそれなりが良いとか、決まりはありません。人だけでなく、状況自身も客観的にとらえて何が必要か判断します。

       

      2. 得意分野:得意なことを磨き上げ自分だけの武器に

      何事も自分の得意な分野が最も結果を出しやすいです。そして、結果を出す過程も充実したり、楽しめたりすることが多いです。仕事の場合、得意な分野でも最低限の規則や慣例はありますが、大きな不満を持たずに仕事を進めることができます。そして、この得意分野とは決して仕事の業界、業種、部署だけに限らないことです。話すこと、聞くこと、書くことなど、色々なことにも当てはまります。人数は大人数か少人数か、準備が得意か、実行が得意か、など細かい仕事の単位になっても得意分野か否かということがあります。

       

      もちろん、全てを得意分野だけにそろえることは難しいですが、自分は何が得意かを意識することは出来ます。そして、出来る限り、得意な方向に周りの人や仕事を進めます。また、得意なことと、緊張しないことは別のことです。得意なことでも大事な仕事や、重要な選択の時には緊張します。得意で楽しい時は外から見たら緊張してなさそうですが、本人はしっかり緊張します。

       

      得意なことをしている時は、自然と良いアイデアが浮かんだり、結果が出やすかったりします。もちろん、全く苦労しないわけではありません。得意で楽しいことでも、努力を怠れば周りの人に追い抜かれ、後退してしまいます。得意なことを磨き上げ自分だけの武器にします。

       

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      この記事の著者

      福﨑 昌宏

      金属組織の分析屋 金属材料の疲労破壊や腐食など不具合を解決します。

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