製品開発とコストダウン 【連載記事紹介】

投稿日

技術マネジメント

 

製品開発とコストダウンの連載が無料でお読みいただけます!

 

◆製品のコストは、設計段階でその80%が決まる

従来のコストダウンは、製造部門と購買部門を中心に進められてきました。とくに購買部門では、コストダウンは即そのまま利益につながるため、大手製造企業を中心に今も積極的に進められています。しかし、大きなコストダウンを実現しようとすると、部品の形状、材質など図面や仕様の変更をすることが必要になります。

そして、これらの検討項目は、製品の形状や仕様を決めた設計部門での評価テストや確認など了解を取らなければなりません。なぜならば、これらの項目を最初に決めたのは設計部門であり、変更の権限も設計部門にあるからです。これは、最初の設計段階での製品原価の検討をしっかりと行なっていれば、このようなムダを減らすことができるのです。

 

下図のように製品の中身が、具体的に決められていくに従って、コスト決定の自由度が狭まっていくことになります。そして「製品のコストは、設計段階でその80%が決まる」といわれるゆえんがここにあります。

 

             コストダウン
図.製品開発ステップとコスト決定の関係

 

次の連載でものづくりドットコム 登録専門家の間舘 正義氏が詳しく紹介しています。

 

【製品開発とコストダウン 連載記事】

 

 

【執筆者紹介】

 

門眞さん

 

<<この連載を利用の際のお願い>>

ここで紹介する連載の転載は固くお断りします。少人数での個人的な勉強会での使用のみに限定してください。

 

◆【特集】 連載記事紹介連載記事のタイトルをまとめて紹介、各タイトルから詳細解説に直リンク!!

 


「経済性工学」の他のキーワード解説記事

もっと見る
経済性工学の原理原則 経済性工学 (その3)

  【経済性工学 連載目次】 R&Dを定量評価する 経済性工学とは 経済性工学の原理原則 Excelでの算出ロジック(NP...

  【経済性工学 連載目次】 R&Dを定量評価する 経済性工学とは 経済性工学の原理原則 Excelでの算出ロジック(NP...


経済性工学 【連載記事紹介】

  経済性工学の連載記事が無料でお読みいただけます!   ◆経済性工学 経済性工学は、費用対効果、損得計算、意思決定のため...

  経済性工学の連載記事が無料でお読みいただけます!   ◆経済性工学 経済性工学は、費用対効果、損得計算、意思決定のため...


設計段階でのコストテーブル活用法  (その1)

 設計段階でのコストテーブル活用法を、2回に分けて解説します。今回は、第1回として、コストテーブルに必要な要件を中心に解説します。   1.コストテー...

 設計段階でのコストテーブル活用法を、2回に分けて解説します。今回は、第1回として、コストテーブルに必要な要件を中心に解説します。   1.コストテー...


「経済性工学」の活用事例

もっと見る
設計段階でのコストテーブルの活用事例 (その1)

◆設計段階でのコストテーブルの活用事例(その1)  ある会社での設計段階でのコストテーブルの活用事例について紹介します。それは、従来の製品と関連性の...

◆設計段階でのコストテーブルの活用事例(その1)  ある会社での設計段階でのコストテーブルの活用事例について紹介します。それは、従来の製品と関連性の...


設計段階で加工品見積ソフトを生かす方法(その1)

   1. コストは管理技術と固有技術で決まる  技術経営という言葉が言われるようになって久しくなります。技術経営は、製造業がものづくりの過程で培...

   1. コストは管理技術と固有技術で決まる  技術経営という言葉が言われるようになって久しくなります。技術経営は、製造業がものづくりの過程で培...


規格品・市販品のコストダウン

 製品のコストダウンを図るうえで品目は、自社で製作(加工)する部品と外部から調達する部品に分けることができます。そして、外部から調達する部品は、自社の仕様...

 製品のコストダウンを図るうえで品目は、自社で製作(加工)する部品と外部から調達する部品に分けることができます。そして、外部から調達する部品は、自社の仕様...