技術開発マネジメントの手法で、筆者が実践してきた主なものをチャート化すると図1のようになり、マーケティング戦略、発想法(TRIZ)、意思決定法(KT法、経済性工学)、動機づけ手法などがあります。筆者は、ステージゲート法やプロジェクトマネジメント法が確立されていない1970年代後半ころから、電気メーカーにて、新しい技術開発マネジメント手法を模索してきました。具体的には、KT法、経済性工学およびプロジェクトマネジメントの基本をベースに、技術開発品質向上のため、仕事の進め方の改革を試行したわけです。その後、米国ドキュメントカンパニーのシステマチックな開発手法に出会い、それも体験できました。自分の仕事のやり方に米国流マネジメント手法の長所も取り入れ、マーケティング、TRIZ、リスクマネジメントなどの考え方も付加して、さらに進化させてきたのです。

図1 技術マネジメント7つのプロセスの構成要因
これまでの成功例と失敗例の教訓などで改訂しながら活用してきた行動指針が、下に挙げる技術マネジメント7つのプロセスと35のチェックポイントです。
1. 状況・課題を正確に認識する 『分かったつもりになっていないか』
①...





