初心者向けセミナーです 【中止】化粧品の製造管理と品質管理の効果的な運用−化粧品GMP(製造管理と品質管理)の理解と製造所監査の効果的実施を学ぶ−

製造現場を知らない方にも理解できるよう、
化粧品品質監査のポイントをお伝えします!
同業界に進出を考えている方にも最適な講座になっております


2月14日『化粧品GQP(品質保証)の理解と継続改善』とセットで受講が可能です

セミナー趣旨

日本の製造業の今昔をみると、
高度成長期:Bottom Upの問題解決能力を発揮して、現場力により世界の品質と同等まで日本の品質を高めてきた。
安定成長期:Top Downの方針管理(マネジメントシステム)により、戦略対象を明確にして世界に誇る品質を確保してきた。
成熟期:Middle Up & Downの日常管理により、現場がコモディティ化し、改善意欲が小さくなり、海外との競争が激化している。
このような歴史の中で、日本的品質管理(TQM)は世界を席巻してきた。“Japan as Number 1”とか“Japanese Quality”が一般化した。しかし、現在の製造業の衰退を見るに際し、日本的品質管理は何処に行ってしまったかと疑問を持つ。
何故日本的品質管理が衰退したのか?何故出荷検査データを改ざんしてまで出荷を優先するのか?日本の品質神話は何処かへ行ってしまった。
化粧品に目を向けると、平成17年の製販分離制度の施行により、製造品質の確保のみに注力するようになった。また化粧品GMPは2007年にISO-22716が国際標準となり、製造管理の業界標準となった。
このような中で、本セミナーでは化粧品製造業者でのGMPの考え方をもう一度振り返ることで、製造管理の効果的な運用を目指すとともに、製販業者による化粧品製造所の品質監査を効果的におこなうことで、両者の品質管理水準を高めることを目指す。

習得できる知識

・講演者の意図。→How toではなくWhy、Whatを気付くことが大事。
・日本の製造業の今→日本の品質神話は何処へ行ったのか。これからの製造業はどうしたら良いか。
・化粧品GMPとは→成り立ちと取り組みを知る。具体的な内容はどうなっているのか?運用したいが、どうしたらよいか?などが知りたい。
・製造業者がこれからも安定した品質の製品を作り続けることができるか?→妥当性確保はどうしたらよいか。化粧品GMPの運用と品質リスクマネジメントの活用。
・品質の作りこみは設計品質できまる。→どのように設計品質を作りこんだらよいか。
・現在、品質問題を抱えている場合→製造品質を改善したい(再発防止、管理水準変更)を行うための手法は。

セミナープログラム

1.はじめに
 1.1 日本の製造業の衰退
  品質神話はどこへ。どうしてこうなってしまったのか。
 1.2 化粧品業界の実態
  自主回収事例から読む、化粧品業界の実力
 1.3 私の実体験より
  自主回収の責任者として。GMPの読み込みと具体的展開が大事であることに気付いた。
 1. 4 製造業者と製販業者の関係
  製造業者は下請けか。
 1. 5 製・販分離の弊害
  設計品質へのアプローチは誰がやるのか。GMPだけでは品質は改善しない。

2. 化粧品GMP概論
 2.1 GMPの基礎
 2.2 化粧品GMPの変遷
 2.3 ISO22716(化粧品GMP)の概要
 2.4 是正・予防措置の重要性

3. ISO22716(化粧品GMP)の運用
 3.1 トップマネジメントと組織
 3.2 製造管理の手順
 3.3 原材料の保管・管理
 3.4 仕掛品の保管・管理
 3.5 完成品の保管・管理
 3.6 各作業室の構造設備
 3.7 品質管理の手順
 3.8 衛生管理の手順
 3.9 異常処理(CAPA)と規格外処理(OOS)
 3.10 教育・訓練
 3.11 文書管理
 3.12 自己点検(内部監査)
 3.13 変更と変更管理
 3.14 クレーム処理と自主回収

4.製造品質を確保するために(品質監査)
 4.1 品質監査の計画と準備
 4.2 品質監査チェックシート
 4.3 品質監査着眼点
 4.4 各調査ポイントでのチェック項目とチェックの内容
 4.5 衛生管理
 4.6 書類監査
 4.7 異常処理
 4.8 改善指示
 4.9 品質監査報告
 4.10 品質監査の留意点

セミナー講師

株式会社ウテナ 品質保証管掌 執行役員  深澤 宏 先生
■経歴
1977年(株)コーセー入社
1992年(株)アルビオン転籍
2018年(株)ウテナ入社
■専門および得意な分野・研究
品質管理、統計解析、品質工学、化粧品GMP、GQP、GVP
経営工学(生産マネジメント)、危険物取扱、公害防止管理(水質4種)
■本テーマ関連学協会でのご活動
品質工学会代議員
日本品質管理学会会員
日本技術士会会員(経営工学)
日本化粧品技術者会論文報告、論文投稿
日本空気清浄協会論文報告
日本規格協会品質工学研究グループ会員
品質工学フォーラム埼玉顧問

セミナー受講料

『化粧品GMP(2月13日)』のみのお申込みの場合
  1名47,300円(税込(消費税10%)、資料・昼食付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
『化粧品GQP(2月14日)』と合わせてお申込みの場合
 (同じ会社の違う方でも可※二日目の参加者を備考欄に記載下さい
  1名72,600円(税込(消費税10%)、資料・昼食付)
※備考欄に「化粧品GQP(2月14日)」とセットで受講とご記入ください
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき61,600円
  ⇒割引は全ての受講者が両日参加の場合に限ります
  *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。


講師のプロフィール

化粧品の分野で培った経験により、製造業、製造販売業、研究・開発・生産、技術開発に関する助言、提案、改善をコンサルタントします。 困ったときには、まずは一報ください。全力で取り組んでまいります。

深澤 宏

専門家専門家B ふかさわ ひろし / 神奈川県 / 深澤技術士事務所

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※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

47,300円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

神奈川県

MAP

【川崎市幸区】川崎市産業振興会館

【JR】川崎駅 【京急】京急川崎駅

主催者

キーワード

化粧品・医薬部外品技術   医薬品・医療機器等規制   医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS)

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化粧品・医薬部外品技術   医薬品・医療機器等規制   医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS)

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