質量分析の基礎知識、LC/MSを使う上でのポイントや
マススペクトル解析、定量分析の基本などを詳解します!

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    セミナー趣旨

     質量分析は、それ自身機器分析技術として汎用的であるが、近年分析の現場においては、クロマトグラフィーと組み合わせたハイフネーテッド質量分析即ちGC/MSやLC/MSとして、様々な分野で用いられている。
     GC/MSとLC/MSを比較すると、GC/MSは圧倒的に歴史が古く、その技術は1980年代後半には確立されており、装置の完成度も高く、分析技術としての理解度も高い。一方LC/MSの歴史は浅く、現在汎用されているエレクトロスプレーをはじめとした大気圧イオン化が使われ始めたのが1990年代、現在のような装置構成になったのは2000年代の後半である。装置や分析技術もGC/MSに比べると未完成であり、まだまだ一般的には理解されていない部分が大変多い分析技術であると言える。現場でLC/MSをお使いの、あるいは今後使う可能性のある分析者の方達を対象に、質量分析の基礎知識、LC/MSを使う上でのポイントやマススペクトル解析、定量分析の基本などについて理解を深めて頂きたい。

    習得できる知識

    ・質量分析で出来る事出来ない事
    ・イオン化法の原理と使い分け
    ・質量分析計の原理と使い分け
    ・LC/MSで得られるマススペクトル解析の基礎
    ・LC/MSによる構造解析の基礎
    ・LC/MSによる定量分析の基礎
     

    セミナープログラム

    1.質量分析の基礎
     1.1 質量分析で出来る事
     1.2 質量分析計の構成
     1.3 種々のイオン化法の原理
     1.4 種々の質量分析計の原理
    2.ハイフネーテッド質量分析
     2.1 クロマトグラフと質量分析計の接続
     2.1 GC-MSとLC-MSの構造上の違い
    3.マススペクトルの基本的な読み方
     3.1 GC/MSとLC/MSで得られるマススペクトルの違い
     3.2 LC/MSで得られるマススペクトル解析の基礎
     3.3 LC/MSによる定性分析の基礎
    4.LC/MSによる定量分析
     4.1 LC/MSによる定量分析の基礎
     4.2 LC/MSによる定量分析の注意点
    5.よくある質問
     Q.GC/MSかLC/MSか?
     Q.イオン化法選択のポイントは?
     Q.質量分析計選択のポイントは?
     Q.質量分析ではどんな化合物でも分析できる?
     Q.感度が突然低下するのは何故?
     Q.シグナルが不安定になる原因は何?
     Q.再現性が悪いのは何故?
     Q.バックグランドイオン強度が高くなる原因は?
     Q.日常的なメンテナンスは?
    6.まとめ(質疑応答)

    キーワード
    質量、分析、GC-MS、LC-MS、クロマトグラフィー、定量分析、マススペクトル

    セミナー講師

    エムエス・ソリューションズ(株) 代表取締役 博士(工学)髙橋 豊 氏
    <ご専門>
     質量分析全般、LC/MS、装置開発、マススペクトル解析
    <学協会>
     日本質量分析学会、液体クロマトグラフィー研究懇談会
    <ご略歴>
     1986年3月 群馬工業高等専門学校卒業
     1990年3月 群馬大学大学院工学研究科博士課程前期修了
     2000年3月 群馬大学より工学博士の学位を授与
     1990年4月 日本電子(株)、LC/MSのアプリケーション開発と装置開発に従事
     2010年6月 日本電子(株)退職
     2010年8月 エムエス・ソリューションズ(株)設立、代表取締役
     2011年4月~横浜市立大学非常勤講師
     2019年2月 (株)プレッパーズ設立、代表取締役

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    分析化学

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