刻々と変わる世界情勢と日本の脱炭素政策
~DX 電動化 再エネ コーポレートPPA カーボンプライシング アンモニア 水素など、具体例をもとに紹介~
セミナー趣旨
「待ったなしの脱炭素」は、国内外問わず人類の共通認識となった。しかし、世界中でCN(カーボンニュートラル)宣言が相次ぐ一方で、次々と課題があぶりだされる事態となっている。エネルギー費の高騰は国際問題化し、特にDX、電動化、再生エネコストなどでは日本の対応の遅れが際立ってきた。セミナーでは、刻々変わる世界情勢と日本の脱炭素政策の基本を俯瞰した上で、民間企業や地域が取るべき「脱炭素時代のサバイバル策」を具体例に基づき示していく。
セミナープログラム
1.CNに揺れ動く世界と日本の対応(概観)
(1)進む世界のCN(カーボンニュートラル)とエネルギー高騰
① 欧米、中国の野心的な取り組みとビジネス動向
② エネルギー費高騰に苦しむ各国と対応策、今後の見通し
(2)日本のCN政策
①2030年温暖化ガス46%削減と第6次エネルギー基本計画の実現可能性
②柱となる「クリーンエネルギー戦略」と地域主導の脱炭素とは何か
2.脱炭素サバイバル時代を勝ち抜く方法
(1)日本の直面する課題(DX、電動化、再生エネコスト、他)
(2)企業の課題と具体的な対応策
①必要な危機感と全社的な取り組み
②必須ツール、「コーポレートPPA」をどう実現するか
③脱炭素こそビジネスチャンス
(3)地域の生き残り策
①自治体の差別化は「脱炭素先行地域」から
②SDGsと脱炭素
③再生エネ電源の確保で地域活性化
3.刻々と変わる情勢、制度と対応方法
(1)次々打ち出される施策
①省エネ法改正、自己託送変更、非化石価値取引市場、カーボンプライシングなど
(2)再生エネビジネス
①FIP制度の導入、期待される新技術(アンモニア、水素など)
(3)厳しくなるCNの基準
①グリーンウォッシュなど
4.関 連 質 疑 応 答
5.名 刺 交 換 会
■講師及び参加者間での名刺交換会を実施しますので、人脈づくりや新たなビジネス展開にお役立てください。
■オンライン受講の場合も、会場受講と変わらぬお取次ぎを致しますのでご安心くださいませ。
セミナー講師
日本再生可能エネルギー総合研究所 代表
株式会社日本再生エネリンク 代表取締役
地域活性エネルギーリンク協議会 代表理事
北村 和也 氏
<略歴>
1979年 早稲田大学政治経済学部政治学科 卒業
民間放送テレビキー局(東証一部上場)勤務
1999年 ドイツ留学:アウグスブルク単科大学にて環境工学を学ぶ
2001年 建設会社(東証一部上場)勤務:
2011年 日本再生可能エネルギー総合研究所設立、同代表
2013年 株式会社日本再生エネリンク設立、同代表取締役
2019年 地域活性エネルギーリンク協議会設立 同代表理事
<所属協会・団体・学会等>
地域活性エネルギーリンク協議会 代表理事
埼玉大学工学部 非常勤講師
セミナー受講料
▶︎【アーカイブ配信受講のみ】
1名:33,840 円 (資料代・消費税込)
受講について
- セミナー終了3営業日後から4週間何度でも、アーカイブをご視聴いただけます。
- 収録動画配信のご用意ができ次第、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りいたします。
- 質疑応答は原則として収録録画からカットされますが、ご視聴後のご質問など、講師とのお取次ぎをさせていただきます。
※視聴URLは、お申し込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
関連セミナー
もっと見る関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
スマートファクトリーの夢と現実、スマートファクトリーでできること、できないこと
【目次】 1. スマートファクトリーの夢と現実 スマートファクトリーは、製造業の未来を形作る鍵とされています。製造業におけるイノベ... -
トヨタの水素エネルギー戦略 水素エネルギー社会(その13)
◆水素エネルギー社会 連載目次 1. 燃料電池自動車開発 2. 船舶の次世代エネルギー源 3. 燃料電池自動車開発競争 4. 東レ ~ F... -
原子散乱因子:金属材料基礎講座(その137)
◆ 原子散乱因子 X線と電子による相互作用や散乱を一つの原子に対して見てみます。原子の周りには原子番号の数だけ電子があります。もし入射X線が同じ方向... -
インタビュー調査とは?方法や種類、注意点を解説
ドラッカーが企業の目的を「顧客の創造」と定義したように、現代においてビジネスに成功するためには、いかに顧客の行動実態や意識、価値観や考え方を把握し、そ...