技術士第二次試験対策:今日からできる受験勉強

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技術士第二次試験対策:今日からできる受験勉強

 

1. 今日からできる受験勉強とは

今日からできる受験勉強とは「日常業務の中で“論文を書くこと”に慣れる 注1)」の内容を今日から始めることです。
注1)「日常業務の中で“論文を書くこと”に慣れる」の記事を参照のこと

 

解答を考えるための技術や知識を参考図書あるいは様々な資料などから学ぶための受験勉強は、今日から始めることが難しい場合があります。勉強する内容の洗い出しや勉強のスケジュールを考えるなど、受験勉強のための事前の準備が必要だからです。また、今年度不合格で来年再チャレンジする場合には、不合格の原因分析と解決策の立案が必要になることがあるかもしれません 注2)
注2)「技術士二次試験対策:不合格の具体的な原因とその解決策を考える」の記事参照のこと

 

「日常業務の中で“論文を書くこと”に慣れる」の内容はこのような事前の準備が不要な受験勉強です。「今日から始めよう」と決めればその日から始めることができます。

関連解説記事:技術士第二次試験対策:「絶対に合格する!」という強い気持ちを持つ

 

2. 受験勉強をしている意識を持たない

「日常業務の中で“論文を書くこと”に慣れる」の内容は「受験勉強をしている」という意識を持たずにできる受験勉強です。日常業務の中で、内容が明確に伝わる技術文書(報告書、会議や打ち合わせで使う資料、提案書、企画書、メールなど)を書くことが受験勉強になるからです。だからこそ「日常業務の中で“論文を書くこと”に慣れる」の内容は今日からできる受験勉強です。

 

3. 思い立ったが吉日

「思い立ったが吉日」という“ことわざ”があります。これは「何かを始めようと思ったときは、すぐに実行に移したほうが良い」という意味です。

 

「自分の考えをまとめそれを明確に伝わるように書くことが苦手(=論文を書くことが苦手)という方は「思い立ったが吉日」の意味に習って「日常業務の中で“論文を書くこと”に慣れる」の内容を今日から始めることで論文を書くことに早く慣れます。

 

早く慣れることで苦手意識がなくなります。また「頭の中に解答はあったがこの内容がまとまらず時間内で論文が書けなかった」という方も早く慣れることで試験で同じ失敗を繰り返すことがありません。

 

「思い立ったが吉日」を認識することが筆記試験に合格するための第一歩です。

 

【関連文献紹介】森谷仁著、「マンガでわかる技術文書の書き方」、オーム社、令和4年3月25日

 

◆ 技術士第二次試験対策:口頭試験対策 【連載記事紹介】


特集】技術士第二次試験対策:技術士第二次試験に関する記事まとめページはこちら!口頭試験や論文対策などのポイントについての記事を紹介しています。

 

 
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技術士第二次試験対策:今日からできる受験勉強

 

1. 今日からできる受験勉強とは

今日からできる受験勉強とは「日常業務の中で“論文を書くこと”に慣れる 注1)」の内容を今日から始めることです。
注1)「日常業務の中で“論文を書くこと”に慣れる」の記事を参照のこと

 

解答を考えるための技術や知識を参考図書あるいは様々な資料などから学ぶための受験勉強は、今日から始めることが難しい場合があります。勉強する内容の洗い出しや勉強のスケジュールを考えるなど、受験勉強のための事前の準備が必要だからです。また、今年度不合格で来年再チャレンジする場合には、不合格の原因分析と解決策の立案が必要になることがあるかもしれません 注2)
注2)「技術士二次試験対策:不合格の具体的な原因とその解決策を考える」の記事参照のこと

 

「日常業務の中で“論文を書くこと”に慣れる」の内容はこのような事前の準備が不要な受験勉強です。「今日から始めよう」と決めればその日から始めることができます。

関連解説記事:技術士第二次試験対策:「絶対に合格する!」という強い気持ちを持つ

 

2. 受験勉強をしている意識を持たない

「日常業務の中で“論文を書くこと”に慣れる」の内容は「受験勉強をしている」という意識を持たずにできる受験勉強です。日常業務の中で、内容が明確に伝わる技術文書(報告書、会議や打ち合わせで使う資料、提案書、企画書、メールなど)を書くことが受験勉強になるからです。だからこそ「日常業務の中で“論文を書くこと”に慣れる」の内容は今日からできる受験勉強です。

 

3. 思い立ったが吉日

「思い立ったが吉日」という“ことわざ”があります。これは「何かを始めようと思ったときは、すぐに実行に移したほうが良い」という意味です。

 

「自分の考えをまとめそれを明確に伝わるように書くことが苦手(=論文を書くことが苦手)という方は「思い立ったが吉日」の意味に習って「日常業務の中で“論文を書くこと”に慣れる」の内容を今日から始めることで論文を書くことに早く慣れます。

 

早く慣れることで苦手意識がなくなります。また「頭の中に解答はあったがこの内容がまとまらず時間内で論文が書けなかった」という方も早く慣れることで試験で同じ失敗を繰り返すことがありません。

 

「思い立ったが吉日」を認識することが筆記試験に合格するための第一歩です。

 

【関連文献紹介】森谷仁著、「マンガでわかる技術文書の書き方」、オーム社、令和4年3月25日

 

◆ 技術士第二次試験対策:口頭試験対策 【連載記事紹介】


特集】技術士第二次試験対策:技術士第二次試験に関する記事まとめページはこちら!口頭試験や論文対策などのポイントについての記事を紹介しています。

 

 

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この記事の著者

森谷 仁

「君の書く文書は、わかりにくい」と言われる技術者から、「君の書く文書は、わかりやすい」と言われる技術者へのステップアップ!

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