人財教育・人材育成、小さな成果と人の頑張り

投稿日

人財教育・人材育成、小さな成果と人の頑張り

【目次】

    ▼さらに深く学ぶなら!
    「行動科学」に関するセミナーはこちら!

    ▼さらに幅広く学ぶなら!
    「分野別のカリキュラム」に関するオンデマンドセミナーはこちら!

    1. 小さな成果、たくさんの小さな成果の中の一部から大きな成果へ

    誰もが納得するような大きな成果を常時出し続けることはほぼ不可能です。でもその間は何もしていないわけではありません。成果を出すために日々努力していますが、外からは何をしているのかよくわかりません。外に対して特に経過報告する必要がなくても、全く変化なし、行動なしではありません。しかし、自分自身でも本当に進んでいるのか、わからなくなることもあります。そんな時に小さな成果や変化に目を向けます。小さな成果とは顧客とアポを取ったり、日々のルーチンをこなしたりなどハードルの低い簡単なことです。もちろんこれだけで成果につながる可能性は低いです...

    人財教育・人材育成、小さな成果と人の頑張り

    【目次】

      ▼さらに深く学ぶなら!
      「行動科学」に関するセミナーはこちら!

      ▼さらに幅広く学ぶなら!
      「分野別のカリキュラム」に関するオンデマンドセミナーはこちら!

      1. 小さな成果、たくさんの小さな成果の中の一部から大きな成果へ

      誰もが納得するような大きな成果を常時出し続けることはほぼ不可能です。でもその間は何もしていないわけではありません。成果を出すために日々努力していますが、外からは何をしているのかよくわかりません。外に対して特に経過報告する必要がなくても、全く変化なし、行動なしではありません。しかし、自分自身でも本当に進んでいるのか、わからなくなることもあります。そんな時に小さな成果や変化に目を向けます。小さな成果とは顧客とアポを取ったり、日々のルーチンをこなしたりなどハードルの低い簡単なことです。もちろんこれだけで成果につながる可能性は低いですが、これを継続することが大事です。

       

      たくさんの小さな成果の中の一部が発達して大きな成果へとつながっていきます。ある日突然、大きな成果が降ってくるものではありません。日々の小さな成果から大きな成果になる見込みがない時にやり方やハウツーを修正します。もし、大きな成果のための修正が分からない時は一人で悩まずに外部の力を借りたりします。そのために専門家を活用します。

       

      2. 人の頑張りはわからないが、結果を出した人は頑張っている

      自分が結果を出すためにどのくらい頑張ったかはわかりますが、他の人が結果を出すためにどのくらい頑張ったかを予想するのは難しいです。同じ結果でも、人によって得手不得手があります。また、仮に頑張った量が同じだとしても、その感じ方も人によって違います。とても苦労した、と感じる人もいれば、そこまで苦労しなかったと感じる人もいるでしょう。また、頑張ったアピールがうまい人もいます。これは単に大変だったこと、苦労したことをアピールしているだけです。その内容に頑張った時間や行動など具体性がなければ、聞き逃してよい内容です。

       

      頑張れば結果が出るわけではありませんが、結果を出した人は頑張っています。というのは有名な言葉です。日々の頑張り方やその方向性が間違っていれば時間をかけても結果があらわれません。しかし、結果が現れるまで時間がかかることもあります。人が頑張っているかどうか評価するときに結果が出ていれば明確です。しかし、現在結果がない時には将来的に結果がでそうか、修正が必要か判断しなければなりません。アピールするとしたら、頑張ったことそのものよりも、時間を費やしたその内容です。自分にとって良いことは話せますが、よくわからないことは話しにくいです。人を評価するときは相手の感情的な話ではなく、具体的な行動に注目してアドバイスします。

       

      連載記事紹介:ものづくりドットコムの人気連載記事をまとめたページはこちら!

       

      【ものづくり セミナーサーチ】 セミナー紹介:国内最大級のセミナー掲載数 〈ものづくりセミナーサーチ〉 はこちら!

       

         続きを読むには・・・


      この記事の著者

      福﨑 昌宏

      金属組織の分析屋 金属材料の疲労破壊や腐食など不具合を解決します。

      金属組織の分析屋 金属材料の疲労破壊や腐食など不具合を解決します。


      「人財教育・育成」の他のキーワード解説記事

      もっと見る
      3つ身につければ十分な課題解決のフレームワークとは

        生産性が定量的に計れるようになっても、実際に生産性を向上させるためのアクションを起こさない限り、生産性は向上しません。今回は、生産性向...

        生産性が定量的に計れるようになっても、実際に生産性を向上させるためのアクションを起こさない限り、生産性は向上しません。今回は、生産性向...


      イキイキとした生産性の高い組織をつくる!「ポジティブ心理学」【完結編】

      【ポジティブ心理学 連載目次】 1. イキイキ感をプラスにする!「ポジティブ心理学」【出会い編】 2. イキイキ感をプラスにする!「ポジティブ...

      【ポジティブ心理学 連載目次】 1. イキイキ感をプラスにする!「ポジティブ心理学」【出会い編】 2. イキイキ感をプラスにする!「ポジティブ...


      読み手のことを考えて技術文書を書く

        「読み手のことを考えて技術文書を書くこと」に関する記事を何度か書きました。例えば、2018年2月14日に掲載した「読み手の立場に立って...

        「読み手のことを考えて技術文書を書くこと」に関する記事を何度か書きました。例えば、2018年2月14日に掲載した「読み手の立場に立って...


      「人財教育・育成」の活用事例

      もっと見る
      人財教育・人材育成、自分が成長できる環境がどのような場所なのか

         【目次】 ▼さらに深く学ぶなら!「行動科学」に関するセミナーはこちら! ▼さらに幅広く学ぶなら!「分野別の...

         【目次】 ▼さらに深く学ぶなら!「行動科学」に関するセミナーはこちら! ▼さらに幅広く学ぶなら!「分野別の...


      コストを明確にして、評価できる人材を育成する(その1)

       コストを明確にして、評価できる人材を育成する過程を、次のS社を例に、二回に分けて解説します。   1.S社の背景  S社は、印刷機械の受注の窓...

       コストを明確にして、評価できる人材を育成する過程を、次のS社を例に、二回に分けて解説します。   1.S社の背景  S社は、印刷機械の受注の窓...


      人財教育・人材育成、行動範囲が広いということは自分の裁量や権限で仕事ができること

      【目次】 1. 責任範囲と行動範囲、行動範囲が広いということは自分の裁量や権限で仕事ができること 多くの人が自分の手の届く範囲内の...

      【目次】 1. 責任範囲と行動範囲、行動範囲が広いということは自分の裁量や権限で仕事ができること 多くの人が自分の手の届く範囲内の...