人財教育・人材育成、小さな成果と人の頑張り

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人財教育・人材育成、小さな成果と人の頑張り

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1. 小さな成果、たくさんの小さな成果の中の一部から大きな成果へ

誰もが納得するような大きな成果を常時出し続けることはほぼ不可能です。でもその間は何もしていないわけではありません。成果を出すために日々努力していますが、外からは何をしているのかよくわかりません。外に対して特に経過報告する必要がなくても、全く変化なし、行動なしではありません。しかし、自分自身でも本当に進んでいるのか、わからなくなることもあります。そんな時に小さな成果や変化に目を向けます。小さな成果とは顧客とアポを取ったり、日々のルーチンをこなしたりなどハードルの低い簡単なことです。もちろんこれだけで成果につながる可能性は低いです...

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1. 小さな成果、たくさんの小さな成果の中の一部から大きな成果へ

誰もが納得するような大きな成果を常時出し続けることはほぼ不可能です。でもその間は何もしていないわけではありません。成果を出すために日々努力していますが、外からは何をしているのかよくわかりません。外に対して特に経過報告する必要がなくても、全く変化なし、行動なしではありません。しかし、自分自身でも本当に進んでいるのか、わからなくなることもあります。そんな時に小さな成果や変化に目を向けます。小さな成果とは顧客とアポを取ったり、日々のルーチンをこなしたりなどハードルの低い簡単なことです。もちろんこれだけで成果につながる可能性は低いですが、これを継続することが大事です。

 

たくさんの小さな成果の中の一部が発達して大きな成果へとつながっていきます。ある日突然、大きな成果が降ってくるものではありません。日々の小さな成果から大きな成果になる見込みがない時にやり方やハウツーを修正します。もし、大きな成果のための修正が分からない時は一人で悩まずに外部の力を借りたりします。そのために専門家を活用します。

 

2. 人の頑張りはわからないが、結果を出した人は頑張っている

自分が結果を出すためにどのくらい頑張ったかはわかりますが、他の人が結果を出すためにどのくらい頑張ったかを予想するのは難しいです。同じ結果でも、人によって得手不得手があります。また、仮に頑張った量が同じだとしても、その感じ方も人によって違います。とても苦労した、と感じる人もいれば、そこまで苦労しなかったと感じる人もいるでしょう。また、頑張ったアピールがうまい人もいます。これは単に大変だったこと、苦労したことをアピールしているだけです。その内容に頑張った時間や行動など具体性がなければ、聞き逃してよい内容です。

 

頑張れば結果が出るわけではありませんが、結果を出した人は頑張っています。というのは有名な言葉です。日々の頑張り方やその方向性が間違っていれば時間をかけても結果があらわれません。しかし、結果が現れるまで時間がかかることもあります。人が頑張っているかどうか評価するときに結果が出ていれば明確です。しかし、現在結果がない時には将来的に結果がでそうか、修正が必要か判断しなければなりません。アピールするとしたら、頑張ったことそのものよりも、時間を費やしたその内容です。自分にとって良いことは話せますが、よくわからないことは話しにくいです。人を評価するときは相手の感情的な話ではなく、具体的な行動に注目してアドバイスします。

 

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この記事の著者

福﨑 昌宏

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