ヒット商品カリスマの真似をしてみたら

  
商品企画j

 今回は全世界にヒット商品を生み出したカリスマ企画マンの模倣についてお伝えします。

 先日、私がとある生産財メーカーと打ち合わせを致しました企画マンに驚きがありました。それは、とあるカリスマのスマートフォン開発者にそっくりの格好をしていました。それは開発課長さんの格好でした。その姿にびっくりしました。打ち合わせの際、笑ってしまいそうでした。

 ご本人も気づいたらしく、その理由を話し始めました。そのカリスマ開発者の真似をして、ヒットメーカーになり、そのため、格好も同じ姿で共感することと伺いました。

 【カリスマ企画マンの特徴】

 ・感性、感覚が研ぎ澄まされている。
 ・未来のことを見据えている。
 ・徹底的に情報収集をしている。
 ・新商品アイデアをたくさん持っている。
 ・時代の流れを知っている。
 ・結果的にヒット商品を生み出している。

 確かに、守破離という言葉があり、まずはモノマネから入ることは大事です。スポーツマン、武道家、格闘家、芸能など形や身体から入ることなら、動き、格好を真似することで成績はよくなります。企画マンを真似することは、さらに磨きをかける必要がありそうです。形、格好の他、思考、行動、意思決定まで完全に真似すれば、カリスマ企画マンになれるかも知れません。

 それは、真似したいしたいカリスマ企画マンの構造を読み取ること、考えを知ることが大切です。具体的には、業務においてなぜそう、考えられるのか、なぜそう結論できるのか。なぜそういった視点で捉えるか。

 実際、ヒット商品を生んだカリスマ開発マンは、実生活にこのヒット商品を見出すために、徹底的に簡素化する努力をしました。格好だけではなく、思考、視点、決断力などからから模倣する。

 その模倣も繰り返し行い、他のカリスマ企画マンのよいところを取り入れ、思考、行動、考察、意思決定に改善、改良すればオリジナルに生まれ変わります。さらに、その企業風土、組織にあったカリスマ性を発揮しなければ、模倣だけでは済みません。

 

セミナー「メーカー技術者・研究者のための技術マーケティング入門」

10:30 ~ 16:30 

江東区文化センター  3F 第3研修室

55,000円

 【カリスマ企画マンの問題】

 ・企画マンの再現性が難しい。
 ・思考が凡人に理解しにくく真似しにくい。
 ・結果的にヒット商品をたくさん生み出す。
 ・他の組織、企業に引き抜かれてしまう。

 人に依存するカリスマ企画マンを目指すのではなく、組織に社員一丸で確実に顧客に評価される製品企画の方が、企画の成功に寄与するでしょう。


この記事の著者

石川 朋雄

日本のものづくりは品質向上に切磋琢磨し,高品質な商品を開発しました。高品質商品と顧客価値創造を融合する商品企画のシステム化を提案します。

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