アイデアのつくり方とは

投稿日

 
  アイデア発想法
 
 ジェームス・W・ヤング 「アイデアのつくり方」を読みました。1961年に書かれた本ですがアイデアの出し方としてはパイオニア的な本です。
 
 アイデアの作られる全過程、方法は次のステップです。
 
  1.  資料集め
  2.  心のなかでの資料に手を加える
  3.  孵化段階として、意識外にて組みわせが行われる
  4.  アイデアの誕生
  5.  アイデアを現実に合わせるため展開させる
 
 私自身のアイデアの創出のイメージは上記と同じような感じです。同じような感じでしたので、安心しました。
 
  • たくさんの資料や展示会などの情報を収集する。それらの情報を右脳に一旦インプットする
  • 課題とそれらの情報がある時(例えば寝ている時でも)に組み合わさり、何らかの答えが出る。ただし、強く課題を意識しておかないと結びつきによる答えが出ない気がします。
  • そして出てきた答えを洗練させて、使えるものにする。
  • 実際には、膨大な資料の情報を、ある課題と結びつける作業が難しい気がします。
  • この本では意識の外でと記載されており、情報を熟成させるような感じ...
 
  アイデア発想法
 
 ジェームス・W・ヤング 「アイデアのつくり方」を読みました。1961年に書かれた本ですがアイデアの出し方としてはパイオニア的な本です。
 
 アイデアの作られる全過程、方法は次のステップです。
 
  1.  資料集め
  2.  心のなかでの資料に手を加える
  3.  孵化段階として、意識外にて組みわせが行われる
  4.  アイデアの誕生
  5.  アイデアを現実に合わせるため展開させる
 
 私自身のアイデアの創出のイメージは上記と同じような感じです。同じような感じでしたので、安心しました。
 
  • たくさんの資料や展示会などの情報を収集する。それらの情報を右脳に一旦インプットする
  • 課題とそれらの情報がある時(例えば寝ている時でも)に組み合わさり、何らかの答えが出る。ただし、強く課題を意識しておかないと結びつきによる答えが出ない気がします。
  • そして出てきた答えを洗練させて、使えるものにする。
  • 実際には、膨大な資料の情報を、ある課題と結びつける作業が難しい気がします。
  • この本では意識の外でと記載されており、情報を熟成させるような感じです。
 
 現在、このような作業を経ずにシステマティックにアイデアを出す方法を考えています。またどこかで解説していきたいと思っています。
 
 これらのステップは、アイデアを出している多くの方が経験されているのではないでしょうか。
 

   続きを読むには・・・


この記事の著者

藤井 隆満

基礎研究から商品化まで一直線の開発。 目指す市場と技術のマッチング、知財戦略、バリューチェーンをどうするかということを論理的に考え、開発を加速させましょう。

基礎研究から商品化まで一直線の開発。 目指す市場と技術のマッチング、知財戦略、バリューチェーンをどうするかということを論理的に考え、開発を加速させましょう。


「アイデア発想法一般」の他のキーワード解説記事

もっと見る
アイデア発想 【厳選記事】

  アイデア発想の厳選記事が無料でお読みいただけます!   ◆アイデア発想とは アイデア発想のための発想法は、多様な技法群...

  アイデア発想の厳選記事が無料でお読みいただけます!   ◆アイデア発想とは アイデア発想のための発想法は、多様な技法群...


アイデア発想法、シネクティクス法の進め方

1.潜在意識を利用する  シネクティクスという言葉は、「異なった一見関係のないものを結びつける」といった意味のギリシャ語からの造語です。  創始者のウ...

1.潜在意識を利用する  シネクティクスという言葉は、「異なった一見関係のないものを結びつける」といった意味のギリシャ語からの造語です。  創始者のウ...


何を作ったら良いか分らない状態での新商品開発法とは(その2)

 何を作ったら良いか分らない状態の下で、新商品・新システムを考え出すための新商品開発法 (S2D)を 連載で解説しています。今回は、その2です。...

 何を作ったら良いか分らない状態の下で、新商品・新システムを考え出すための新商品開発法 (S2D)を 連載で解説しています。今回は、その2です。...


「アイデア発想法一般」の活用事例

もっと見る
-列車のブレーキ‐ 偶然を生かしたセレンディピティのひらめき (その2)

 列車事故に偶然遭遇し、圧縮空気の機械を利用してブレーキに応用した、アメリカの発明家 ジョージ・ウェスティングハウス                  ...

 列車事故に偶然遭遇し、圧縮空気の機械を利用してブレーキに応用した、アメリカの発明家 ジョージ・ウェスティングハウス                  ...


-活字印刷、合成ゴム- 失敗の繰り返しが発明を生んだ (その1)

【ひらめきの法則 連載目次】 失敗の繰り返しが発明を生んだ (その1) -活字印刷、合成ゴム 失敗の繰り返しが発明を生んだ (その2) -ナイロン...

【ひらめきの法則 連載目次】 失敗の繰り返しが発明を生んだ (その1) -活字印刷、合成ゴム 失敗の繰り返しが発明を生んだ (その2) -ナイロン...


ヒット商品をひらめく時-シャープペンシルと芳香剤

1.繰り出し鉛筆の金具の細工を依頼されて、シャープペンシルを考案  大正4年当時、錺【かざり】職人だった早川徳次(早川電機=現シャープ創業者)は、万年筆...

1.繰り出し鉛筆の金具の細工を依頼されて、シャープペンシルを考案  大正4年当時、錺【かざり】職人だった早川徳次(早川電機=現シャープ創業者)は、万年筆...