「物質場/発明標準解」とは

TRIZの物質場分析とは、最もシンプルな技術システムとして、対象となる物質S1とそれに作用する物質S2と、それら2物質の間の「場」Fという三角形モデルを考える方法です。 S1とS2のどの部分に、どのようなFを作用させるかが76通り用意されており、それらは発明標準解と呼ばれます。 例えば薬品S1の回りにアンプルS2があり、アンプルを閉じるために加熱Fを加え、温度が高すぎると薬品が変質する場合、Fの逆の場である冷却水F2をS2の回りに作用させて、S1の温度が上がらないようにするといった具合です。

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