1on1 ミーティングの成果を高めるコツとは

更新日

投稿日

人的資源マネジメント

 

部下や後輩の話に耳を傾け、フィードバックをすることで、相手のモチベーションを高めると共にワークエンゲージメントを高めることもできる、1on1 ミーティング。最近、1on1 ミーティングを展開するリーダーが多いようです。今回は、相手の心をひらいて、1on1 ミーティングの成果を高めるコツについてです。

 

【この連載の前回:良好なコミュニケーションが作業性を高めるへのリンク】

【関連記事】・やろうと思っているけど できないことばかりの克服

【関連記事】・社長と社員のコミュニケーション術

【関連記事】・話し方 改善、プレゼン成功の法則とは

1. リーダーに必要な「その気にさせる」コミュニケーションとは?

コミュニケーションでは、様々なテクニックが提唱されていますが、どのようなメソッドでも共通している、指導者やリーダーに求められる能力は『説明力と説得力』です。

 

どんなに優れたメソッドを適用したとしても、相手の「モチベーション」が高まらない限り、 1on1 ミーティング の成果を出すことはできません。指導者やリーダーがとるべき姿勢は、相手のモチベーションを高めるような「教え方・伝え方」に徹することでしょう。

 

脳科学や言語心理学を体系的にまとめたNLP(Neuro Linguistic Programing/神経言語プログラミング)では、人のモチベーションを高めるきっかけは、人それぞれに違う、ということが解っています。指導者やリーダーが「この話し方なら、相手のモチベーションが上がるだろう。」と思っていても、それが「響く人」と「響かない人」に分かれてしまうのです。

 

2. 人によって、感じ方は異なる

例えば数人で、美味しい料理を食べたとします。この時、人によって過去の経験や知識の違いから、味の感じ方が微妙に異なり「美味しい」とは言葉にしたとしても、人によって感じ方が異なるのです。

 

もちろん、1on1 ミーティング の現場でも同じことが起きます。

 

あなたが「伝わる!」と思って伝えた...

人的資源マネジメント

 

部下や後輩の話に耳を傾け、フィードバックをすることで、相手のモチベーションを高めると共にワークエンゲージメントを高めることもできる、1on1 ミーティング。最近、1on1 ミーティングを展開するリーダーが多いようです。今回は、相手の心をひらいて、1on1 ミーティングの成果を高めるコツについてです。

 

【この連載の前回:良好なコミュニケーションが作業性を高めるへのリンク】

【関連記事】・やろうと思っているけど できないことばかりの克服

【関連記事】・社長と社員のコミュニケーション術

【関連記事】・話し方 改善、プレゼン成功の法則とは

1. リーダーに必要な「その気にさせる」コミュニケーションとは?

コミュニケーションでは、様々なテクニックが提唱されていますが、どのようなメソッドでも共通している、指導者やリーダーに求められる能力は『説明力と説得力』です。

 

どんなに優れたメソッドを適用したとしても、相手の「モチベーション」が高まらない限り、 1on1 ミーティング の成果を出すことはできません。指導者やリーダーがとるべき姿勢は、相手のモチベーションを高めるような「教え方・伝え方」に徹することでしょう。

 

脳科学や言語心理学を体系的にまとめたNLP(Neuro Linguistic Programing/神経言語プログラミング)では、人のモチベーションを高めるきっかけは、人それぞれに違う、ということが解っています。指導者やリーダーが「この話し方なら、相手のモチベーションが上がるだろう。」と思っていても、それが「響く人」と「響かない人」に分かれてしまうのです。

 

2. 人によって、感じ方は異なる

例えば数人で、美味しい料理を食べたとします。この時、人によって過去の経験や知識の違いから、味の感じ方が微妙に異なり「美味しい」とは言葉にしたとしても、人によって感じ方が異なるのです。

 

もちろん、1on1 ミーティング の現場でも同じことが起きます。

 

あなたが「伝わる!」と思って伝えたことが、違った解釈をされてしまうことは少なくありません。だからこそ、相手がどのような言葉で話せばモチベーションが高まるか?についても、指導者やリーダーは、学ぶ必要があります。

 

コミュニケーションには相手が理解しやすい「説明と説得」が必要です。相手の心をひらいて、1on1 ミーティングの成果を高めるには、相手の心に響く言葉選びが大切です。

 

 

   続きを読むには・・・


この記事の著者

坂田 和則

現場を見る目が違うからリピート率90%超え。 等身大の言葉で語るから現場ウケしてます。 問題/課題解決モチベーションに火を付けるのなら!

現場を見る目が違うからリピート率90%超え。 等身大の言葉で語るから現場ウケしてます。 問題/課題解決モチベーションに火を付けるのなら!


「人財教育・育成」の他のキーワード解説記事

もっと見る
問題増加ループを断ち切る問題解決の進め方とは

  問題解決の進め方を見ていると、その組織の文化風土が解ります。問題減少ループを回す組織への近道とは、なんでしょうか?今回は「問題増加ルー...

  問題解決の進め方を見ていると、その組織の文化風土が解ります。問題減少ループを回す組織への近道とは、なんでしょうか?今回は「問題増加ルー...


技術系ビジネスリーダーの養成 (その2)

【技術系ビジネスリーダー養成 連載目次】 1、技術者の2つのキャリアパス 2、海外市場で事業成果を出せる技術系ビジネスリーダー 3、技術系ビジネ...

【技術系ビジネスリーダー養成 連載目次】 1、技術者の2つのキャリアパス 2、海外市場で事業成果を出せる技術系ビジネスリーダー 3、技術系ビジネ...


研究者・技術者を成長させる“メンター”の見つけ方

1. メンターとは  筆者は、今まで技術士、キャリアカウンセラーあるいはメンターとして、主に研究者、技術者および工学部学生の相談にのってきました。それら...

1. メンターとは  筆者は、今まで技術士、キャリアカウンセラーあるいはメンターとして、主に研究者、技術者および工学部学生の相談にのってきました。それら...


「人財教育・育成」の活用事例

もっと見る
‐能力開発のシステム創り 製品・技術開発力強化策の事例(その45)

◆能力開発のシステム化に必要不可欠の条件。   前回の事例その44に続いて解説します。    (1) 情報伝達の仕組み創り   (2) 目標を明確にす...

◆能力開発のシステム化に必要不可欠の条件。   前回の事例その44に続いて解説します。    (1) 情報伝達の仕組み創り   (2) 目標を明確にす...


オフィスでのカイゼン活動

   生産現場では一般的に行われているカイゼン活動ですが、オフィス(製品開発部門等を含む)ではまだ一般的とは言えません。生産現場とは違ってオフ...

   生産現場では一般的に行われているカイゼン活動ですが、オフィス(製品開発部門等を含む)ではまだ一般的とは言えません。生産現場とは違ってオフ...


【ものづくりの現場から】クラフト体験を技術者教育に活用(クラフト・ミー)

【特集】ものづくりの現場から一覧へ戻る ものづくりを現場視点で理解する「シリーズ『ものづくりの現場から』」では、現場の課題や課題解消に向けた現場の取り組...

【特集】ものづくりの現場から一覧へ戻る ものづくりを現場視点で理解する「シリーズ『ものづくりの現場から』」では、現場の課題や課題解消に向けた現場の取り組...