話し方 改善、プレゼン成功の法則とは

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人的資源マネジメント

 

あなたの プレゼンテーション ( 以下、プレゼン ) が成功したか失敗したかどうかは何で分かりますか?私のプレゼンの成功可否は、 プレゼンが受講者にウケたかどうかです。更にウケる 話し方 とは相手に「 わかりやすい! 」と思わせることができたかです。「 わかりやすい! 」と相手が思うと、 モチベーションが高まり、 「 もっと、話しを聞きたい! 」というポジティブな気持ちになります。実はちょっとした対話のルールを知っておくだけで、 あなたの話し方が劇的に変わるのです。

 

1.プレゼンが終わった時にどんな言葉を掛けられたいか

プレゼンが終わり一息ついたとき、その話を聞いていた人達からどんな言葉を掛けられたいですか?

  • 『とても解りやすく、安心して任せられそうです。』
  • 『あなたは、本当に話しが上手いですね。』

と言われたら、どんな気持ちになるでしょう。

 

2.プレゼン能力はあなたの話し方で決まる

プレゼンが終わった時の現実は、

  • 相手に製品サービスの良さが伝わらない。
  • 相手に話しても分かって貰えないとあきらめかかっている。
  • プレゼンや説明が下手だと感じている。
  • 教科書通りに理路整然に話してしまう。
  • 有名YouTuberの様な語りをやってみても、 なんかうまくいかない。

このように、 自分の プレゼン に十分に満足しているケースは少ないのが実情です。なので、 自分の説明力や説得力をもっと磨きたいと考えるビジネスパーソンが少なくありません。もし、 あなたもそう思っているのなら、 次のことを忘れないでください。

 

あなたの話を聞く人には、 2 つのタイプがいることを。2 つのタイプを意識するだけで、 人から好感が持てる話し方ができるようになります。

 

3.話しを聴く人には 2 つのタイプがある

2つのタイプとは、 プロセス型 と オプション型 です。私たちの脳は、 言葉を理解するのにクセがあります。そのクセとは、 脳が持つ言語処理パターンのことであり、 ひとりひとり違った言語処理パターンを持っています。プロセス型とオプション型では以下の特徴があります。

  • プロセス型の特徴 : 順序立てて理にかなった話し方をすると理解しやすい( 論理理解型 )。
  • オプション型の特徴 : 多くの側面からモノゴトをについて話されると理解しやすい( 統合理解型 )。

 

4.あなたの話しが伝わらない原因はあなたの 話し方 にある

複数の人前で話しをするとき、聴いている相手のタイプがあなたと同じとは限りません。

 

もし、あなたが「 オプション型 」だったら、

多様性に富んだ話し方で「 ひらめき力 」があるように感じられます。しかし「 プロセス型 」の相手からすると、あなたの話しを聞いていると「 話しが散らかっていてわかりにくい人だ。 」と判断されます。プロセス型は、理路整然に順序立てて話しをされないと、モノゴトを理解しにくいのです。

 

もし、あなたが「 プロセス型 」だったら、

原理原則に基づいた順だった話しをします。しかし「 オプション型 」の相手からすると「 1 つのことだけを集中して話されて、拡散的な思考ができない。 」と飽きられてしまい、モチベーションが下がります。

 

  • プロセス型の弱点 : あちらコチラに話しが飛ぶとワケが分からなくなる。
  • オプション型の弱点 : 順序立てて話されると集中できない。

 

5.あなたの影響力を発揮するLABプロファイル®

コミュニケーションを磨くために、 多くのビジネスパーソンが学んでいるのが NLP( 神経言語プログラミング )です。NLP では、 脳の言語処理パターンをカテゴリー分けされており、 なんと約 150 個あります。この 150 個のカテゴリーをシッカリと学び、 使いこなすことができれば、 究極の説明力と説得力を手に入れることができます。そう、 150 個を使いこなせればの話です。

 

学問というのは、 時には残酷で「 これを学べば完璧! 」という知識体系も、 あまりにも複雑すぎたり、 理論ばかりで仕事や生活の実践で使えないケースが少なくありません。

 

そこで、 150 個のカテゴリーを最小数まで絞り込み、 実践的に使えるよう整理された知識体系が LABプロファイル® 注1.なのです。LABプロファイル®では、 150 個のカテゴリー を 14 個のカテゴリーに整理し、 より学びやすくなっております。実は、上記の「 プロセス型 」と「 オプション型 」もLABプロファイル®から引用しているのです。

 

注1.LABプロファイル®:脳のプログラムに該当するプログラムは、メタプログラムと呼ばれていますが、67個のプログラムがその研究からわかっています。また、文献よっては、メタ・メタ・プログラムというさらに詳細に分けられた研究結果も発表されていて、その数は、なんと!154個にもなります。ロジャー・ベイリーは、これらを日常で実用的に使うためにはという考えで整理を進め、14個のメタプログラムを理解し応用することで、相手のモダリティーやサブモダリティー形成にストレス無く対話を進めることができるようにしました。この、実用的で効果的な知識体系が LABプロファイル® です。 LABプロファイル® は、言葉の魔術を使いこなす、シェリー・ローズ・シャーベイにより、書籍「影響言語で人を動かす」で全世界に発信されています。

 

6.LABプロファイル® で自分の話し方を見直す

「 プロセス型 」と「 オプション型 」の両方に”伝わる話し方”をすると様々な人に影響力を与えられるようになります。

 

先日、 一般社団法人日本食鳥協会 の会員様向けに「 ...

人的資源マネジメント

 

あなたの プレゼンテーション ( 以下、プレゼン ) が成功したか失敗したかどうかは何で分かりますか?私のプレゼンの成功可否は、 プレゼンが受講者にウケたかどうかです。更にウケる 話し方 とは相手に「 わかりやすい! 」と思わせることができたかです。「 わかりやすい! 」と相手が思うと、 モチベーションが高まり、 「 もっと、話しを聞きたい! 」というポジティブな気持ちになります。実はちょっとした対話のルールを知っておくだけで、 あなたの話し方が劇的に変わるのです。

 

1.プレゼンが終わった時にどんな言葉を掛けられたいか

プレゼンが終わり一息ついたとき、その話を聞いていた人達からどんな言葉を掛けられたいですか?

  • 『とても解りやすく、安心して任せられそうです。』
  • 『あなたは、本当に話しが上手いですね。』

と言われたら、どんな気持ちになるでしょう。

 

2.プレゼン能力はあなたの話し方で決まる

プレゼンが終わった時の現実は、

  • 相手に製品サービスの良さが伝わらない。
  • 相手に話しても分かって貰えないとあきらめかかっている。
  • プレゼンや説明が下手だと感じている。
  • 教科書通りに理路整然に話してしまう。
  • 有名YouTuberの様な語りをやってみても、 なんかうまくいかない。

このように、 自分の プレゼン に十分に満足しているケースは少ないのが実情です。なので、 自分の説明力や説得力をもっと磨きたいと考えるビジネスパーソンが少なくありません。もし、 あなたもそう思っているのなら、 次のことを忘れないでください。

 

あなたの話を聞く人には、 2 つのタイプがいることを。2 つのタイプを意識するだけで、 人から好感が持てる話し方ができるようになります。

 

3.話しを聴く人には 2 つのタイプがある

2つのタイプとは、 プロセス型 と オプション型 です。私たちの脳は、 言葉を理解するのにクセがあります。そのクセとは、 脳が持つ言語処理パターンのことであり、 ひとりひとり違った言語処理パターンを持っています。プロセス型とオプション型では以下の特徴があります。

  • プロセス型の特徴 : 順序立てて理にかなった話し方をすると理解しやすい( 論理理解型 )。
  • オプション型の特徴 : 多くの側面からモノゴトをについて話されると理解しやすい( 統合理解型 )。

 

4.あなたの話しが伝わらない原因はあなたの 話し方 にある

複数の人前で話しをするとき、聴いている相手のタイプがあなたと同じとは限りません。

 

もし、あなたが「 オプション型 」だったら、

多様性に富んだ話し方で「 ひらめき力 」があるように感じられます。しかし「 プロセス型 」の相手からすると、あなたの話しを聞いていると「 話しが散らかっていてわかりにくい人だ。 」と判断されます。プロセス型は、理路整然に順序立てて話しをされないと、モノゴトを理解しにくいのです。

 

もし、あなたが「 プロセス型 」だったら、

原理原則に基づいた順だった話しをします。しかし「 オプション型 」の相手からすると「 1 つのことだけを集中して話されて、拡散的な思考ができない。 」と飽きられてしまい、モチベーションが下がります。

 

  • プロセス型の弱点 : あちらコチラに話しが飛ぶとワケが分からなくなる。
  • オプション型の弱点 : 順序立てて話されると集中できない。

 

5.あなたの影響力を発揮するLABプロファイル®

コミュニケーションを磨くために、 多くのビジネスパーソンが学んでいるのが NLP( 神経言語プログラミング )です。NLP では、 脳の言語処理パターンをカテゴリー分けされており、 なんと約 150 個あります。この 150 個のカテゴリーをシッカリと学び、 使いこなすことができれば、 究極の説明力と説得力を手に入れることができます。そう、 150 個を使いこなせればの話です。

 

学問というのは、 時には残酷で「 これを学べば完璧! 」という知識体系も、 あまりにも複雑すぎたり、 理論ばかりで仕事や生活の実践で使えないケースが少なくありません。

 

そこで、 150 個のカテゴリーを最小数まで絞り込み、 実践的に使えるよう整理された知識体系が LABプロファイル® 注1.なのです。LABプロファイル®では、 150 個のカテゴリー を 14 個のカテゴリーに整理し、 より学びやすくなっております。実は、上記の「 プロセス型 」と「 オプション型 」もLABプロファイル®から引用しているのです。

 

注1.LABプロファイル®:脳のプログラムに該当するプログラムは、メタプログラムと呼ばれていますが、67個のプログラムがその研究からわかっています。また、文献よっては、メタ・メタ・プログラムというさらに詳細に分けられた研究結果も発表されていて、その数は、なんと!154個にもなります。ロジャー・ベイリーは、これらを日常で実用的に使うためにはという考えで整理を進め、14個のメタプログラムを理解し応用することで、相手のモダリティーやサブモダリティー形成にストレス無く対話を進めることができるようにしました。この、実用的で効果的な知識体系が LABプロファイル® です。 LABプロファイル® は、言葉の魔術を使いこなす、シェリー・ローズ・シャーベイにより、書籍「影響言語で人を動かす」で全世界に発信されています。

 

6.LABプロファイル® で自分の話し方を見直す

「 プロセス型 」と「 オプション型 」の両方に”伝わる話し方”をすると様々な人に影響力を与えられるようになります。

 

先日、 一般社団法人日本食鳥協会 の会員様向けに「 令和二年度 国産鶏肉品質管理指導者養成研修 」をオンラインライブで全国に発信しました。このセミナーは、 10年間毎年繰り返しご依頼いただいているロングラン研修です。今年も、 嬉しくなる感想を頂くことができました。

「 解りやすかった。 」
「 楽しかった。 」
「 現場を見直す具体的な話しが聞けた。」
「 すぐにできそうなことからやってみようと思います。 」

この研修でも「 プロセス型 」と「 オプション型 」を使いこなしながら、 話しをするようにしています。

 

時には、 品質管理や食の安全に関する理論を整然と話し、「 プロセス型 」に訴えかけ、
時には、 その理論を現場に落とし込んだ事例を複数話し、「 オプション型 」へ訴えかけます。

 

これを繰り返しくりかえしながら、 約 5 時間研修を進めました。私は、 LABプロファイル®を使った対話や講演を続けておりますが、 一人でも多くの方にもLABプロファイル®に興味を持ってもらい、 一緒に学び実践していただけたらと思います。

 

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この記事の著者

坂田 和則

現場を見る目が違うからリピート率90%超え。 等身大の言葉で語るから現場ウケしてます。 問題/課題解決モチベーションに火を付けるのなら!

現場を見る目が違うからリピート率90%超え。 等身大の言葉で語るから現場ウケしてます。 問題/課題解決モチベーションに火を付けるのなら!


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