
そこで、工場の担当者の了解をとり、問題分析にとりかかり表1のように整理しました。その結果、お客様の了解を得て、スチレンから塩ビまたは他の材質に材質変更を行い、数億円/年の利益創出に貢献した事例となったのです。
表1 問題分析(PA)の事例

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このプロセスフローとチェックポイントを表2に整理しました。
答えがわかってしまえば「何だ、こんなことだったのか」となってしまいますが、数年間、品質担当者の頭を悩ませてきた問題でした。数週間で、対応策の立案までこぎつけたことは、画期的な問題解決方法だったのです。この分析手法の良い点も、担当者が先入観や結論を急ぎすぎて対策にジャンプするのを防止し、体系立てて問題点を整理している点であります。計画から生産までどのプロセスでも活用できて、割と簡単な訓練で身につく手法で、非常に汎用性が高いと考えられています。
表2 問題分析のプロセスフローとチェックポイント

参考文献
粕谷茂:プロエンジニア(コンピテンシー構築の極意)、株式会社テクノ








