メトリクス管理手法(その10) Products of Metrics for PM

 
 プロジェクト管理支援システム Metrics for PM を構成する製品について解説します。
 

1. MS Project 運用ガイド

 
プロジェクトマネジメント
 
 MS Project は様々なプロジェクト管理スタイルに対応できるように豊富な機能を持っていますが、それが運用を難しくしているというジレンマがあります。また、スタンダード版で十分であるにもかかわらず、エンタープライズ版を導入してその導入や管理のオーバーヘッドに苦しむケースも多いのです。
 
 MS Project 運用ガイドは、納期を変更することは困難で、遅れにはリソース調整で対応するという日本的なプロジェクト管理スタイルに対応した使い方や、進捗分析を効果的にするタスクの属性の付け方、組織全体で複数プロジェクトを管理するスタンダード版の設定など、開発現場に合わせた運用方法です。
 

2. MSP Metrics Add-in

 MSP Metrics Add-in はこの連載で述べたようなメトリクス分析を可能にするデータを出力する機能を MS Project に追加するアドインです。MS Project のメニューから実行でき、時間軸で分解したデータを出力します。Excel ファイルや CSV ファイルとして保存します。
 
 
プロジェクトマネジメント
 
 上図は Metics Add-in を起動したときの出力形式を指定する画面です。出力するタスク種別や時間分解の単位、時間の換算レート、期間などを指定することができます。
 
 同梱の分析用 Excel ファイルはこの出力ファイルを使って、進捗分析やリソース分析のための様々なグラフや表を表示できる Excelファイルです。基本的にピボットを使って様々な表示を行うようにしており、カスタマイズすることも容易です。
 

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3. Cloud-Based Metrics PM

 
プロジェクトマネジメント
 
 機能の一部はすでにMetrics for PMで紹介した通りです。MS Project から Metrics Add-in を使って出力したファイルをクラウドのデータベースに登録することにより、ウェブブラウザで様々な進捗分析やリソース分析のグラフや表を見ることができます。
 
 
プロジェクトマネジメント
 
 Cloud-Based Metrics PM はプロジェクト規模や MSP の利用形態のバラツキや変化に柔軟に対応できるのが特徴ですが、システム導入にかかる費用の面でもメリットがあります。上図は、MSP エンタープライズのシステム導入費用と、Cloud-Based Metrics PM を含む RDPi Metrics for PM のシステム導入費用を比較したグラフです。ユーザ数を横軸にして、ユーザ規模により導入費用がどのように変わるのかを見ています。この試算ではユーザが70人までは Metrics for PM の方が費用的にもメリットがあるという結果になりました。Metrics for PM は必要な時に必要な人数分だけの契約でよいので、実際には費用はさらに安くなります。
 

この記事の著者

石橋 良造

組織のしくみと個人の意識を同時に改革・改善することで、パフォーマンス・エクセレンスを追求し、実現する開発組織に変えます!

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