MLCC向けチタン酸バリウムおよび酸化チタン粉体の粒子の超微粉化、高誘電率化技術

~ BaTiO3超微粉化・ナノ粒子作製方法・求められる技術課題 ~

誘電体材料から見た最近のMLCCの方向性とは?


★ MLCC用電極原料に求められる品質特性とは?
★ 巨大誘電率を持つチタン酸バリウム粒子を原料にMLCCを作製できれば、巨大誘電率を持つMLCCを実現できるのか?!


講師


第1部
和田技術士事務所 代表 技術士(化学部門) 和田 信之 氏 (元 村田製作所)

【著作・受賞・経歴】

著作:「積層セラミックデバイスの材料開発と応用」山本孝監修 シーエムシー出版
受賞: 第60回日本セラミックス協会賞技術賞
「積層セラミックコンデンサ用ファイングレイン非コアシェル誘電体材料の開発」
経歴:
村田製作所 主に積層セラミックコンデンサ用誘電体材料の研究開発に従事、
後に材料開発部門、分析センター、故障解析センターの部門長に就任


第2部
東邦チタニウム(株) 技術開発本部 主席技師 博士(工学) 堺 英樹 氏

【著作・受賞・経歴】

2016年、フルラス・岡崎記念会より「電子材料用超微粉高純度酸化チタンの開発」の
功績により、岡崎清賞受賞



第3部
山梨大学 工学部 応用化学科 和田研究室 教授 和田 智志 氏

【著作・受賞・経歴】
アクチュエ-タ研究開発の最前線 (エヌ・ティ-・エス・2011)
Next-Generation Actuators Leading Breakthroughs (Springer London・2010)
無鉛圧電セラミックス・デバイス (養賢堂・ 2008)
Handbook of advanced dielectric piezoelectric and ferroelectric materials:
 Synthesis, properties and applications (Woodhead Publishing Limited・2008)
など

日本セラミックス協会学術賞 (2009)
日本AEM学会著作賞 (2008)
米国セラミックス学会フルラス賞 (2007)
応用物理学会JJAP貢献賞 (2007)
英国鉱物学会PFEIL賞 (2005)
日本セラミックス協会電子セラミックス研究奨励賞 (1999)
日本セラミックス協会JCerSJ優秀論文賞 (1997)
日本MRS学術シンポジウム優秀発表賞 (1996)
など


受講料


【1名の場合】43,200円(税込、テキスト費用を含む)
【2名の場合】54,000円(税込、テキスト費用を含む)
【3名以上の場合は一名につき、10,800円加算】(税込、テキスト費用を含む)

※ AndTechの講座では、同一部署に限り申込者のご紹介があれば、何名でもお1人10,800円で追加申し込みいただけます。(申込者は正規料金、お二人目以降は10,800円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取り纏いただくか、申込時期が異なる場合は紹介者のお名前を備考欄にお書きくださいますよう、お願いいたします。
 
※ AndTechの講座は、特別割引とポイント割引など、2種類以上の割引は、同時には適用されません。誤って、2種類以上の割引を同時にご利用された方には、後程、事務局より割引選択のための確認連絡をいたします。 


対象


MLCC材料技術に関心・課題のある事業企画担当者、研究者、マーケッターなど


プログラム


第1部 積層セラミックコンデンサの大容量、小型化を支えた
 BaTiO3セラミック誘導体材料の技術開発

【12:30-13:45】 
講師:和田技術士事務所 和田 信之 氏 (元 村田製作所) 
 
【キーワード】
 セミナー,チタン酸バリウム,強誘電体,セラミックス,サイズ効果,薄層化,微粒化,小型化,
 積層,アクセプター元素,ドナー元素,希土類元素,格子欠陥,酸素空孔,信頼性

【講演趣旨】
 積層セラミックコンデンサ(MLCC)の小型化、高性能化を可能にした一つの技術に、BaTiO3系セラミック誘電体(BT)材料の微細化、高性能化があります。本講演ではBTの基礎からBT系誘電体材料における材料設計の開発技術を示し、BT材料の進歩がいかにMLCCの小型化、高信頼性化を可能にしたかを紹介します。また、誘電体材料から見た最近のMLCCの方向性も紹介します。

【プログラム】
1.セラミックコンデンサの概要

2.積層セラミックコンデンサ(MLCC)の概要

3.BaTiO3(BT)の特性およびその合成法
 3-1 BTの結晶構造
 3-2 BT誘電体材料組成
 3-3 BTの微細化と合成法

4.Ni電極MLCC用BT系誘電体材料の設計ポイント
 4-1 Ni電極MLCCでBTに求められる技術課題
 4-2 還元雰囲気焼成でのBTにおける酸素空孔生成の抑制

5.BTを用いたMLCCの信頼性
 5-1 アクセプター元素添加の効果
 5-2 ドナー元素添加の効果
 5-3 粒界の役割 

6.セラミック誘電体材料開発から見た最近のMLCC開発動向

【質疑応答 名刺交換】


 
第2部 MLCC用高純度酸化チタン及びチタン酸バリウム超微粉化技術
【13:55-15:10】 
講師:東邦チタニウム(株) 堺 英樹 氏 

【講演キーワード】
 MLCC、球状粒子、気相法、液相法、チタン酸バリウム、酸化チタン、
 ルチル、アナターゼ、積層セラミックコンデンサー、誘電体

【講演趣旨】
 MLCC(積層セラミックコンデンサー)の小型化に伴い、誘電体の素原料である高純度酸化チタンの小粒径化、チタン酸バリウムの小粒径化、結晶性の向上等、電子部品メーカーのニーズに応えるべく、如何に開発を進めてきたのか、簡単に紹介する。

【プログラム】 
1.気相法酸化チタンの開発
 1-1 結晶系
 1-2 酸化チタンの製法
 1-3 MLCC用誘電体原料に求められる品質特性
 1-4 気相法におけるアナターゼ、ルチル各種合成方法
 1-5 球状TiO2による球状BaTiO3の合成例

2.液相法チタン酸バリウムの開発例
 2-1 合成コロイド法チタン酸バリウムの開発

【質疑応答 名刺交換】


 
第3部 巨大誘電率を持つチタン酸バリウムナノ粒子の作製方法とMLCCへの適用
【15:20-16:35】 
講師:山梨大学 和田 智志 氏 

【講演趣旨】
 粒子状態で巨大誘電率を持つチタン酸バリウム粒子の複合粒子構造とは何か? また、どのような複合粒子構造を実現できれば粒子状態で巨大誘電率を実現できるのか? そのためには、どのような合成プロセスが求められるのか? また、このような巨大誘電率を持つチタン酸バリウム粒子を原料にMLCCを作製できれば、巨大誘電率を持つMLCCを実現できるのか? これらの疑問についての講演者の考えを当日説明する。

【プログラム】
1.背景
 1-1 チタン酸バリウムセラミックスにおける問題点
 1-2 サイズ効果の説明とその解決

2.チタン酸バリウム粒子における複合粒子構造
 2-1 強誘電体であるために生じる複合粒子構造
 2-2 複合粒子構造の制御は可能か?

3.チタン酸バリウム粒子の合成
 3-1 世の中にある各種合成法
 3-2 理想とする複合粒子構造を実現する合成方法
 3-3 実際の合成法

4.チタン酸バリウム粒子の誘電特性評価
 4-1 各種測定方法の長所・短所
 4-2 スラリーを用いた誘電特性評価
 4-3 粒子集積体を用いた誘電特性評価
 4-4 種々の複合粒子構造を持つチタン酸バリウム粒子の誘電特性

5.MLCCへの展開
 5-1 巨大誘電率を実現するための最適なセラミックス微構造
 5-2 最適なセラミックス微構造を実現するには?
 5-3 巨大誘電率を持つチタン酸バリウム粒子のハンドリング

【質疑応答 名刺交換】 


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