医療機器当局指摘事項から見た欧州MDRテクニカルファイル-指摘事例に学ぶ「通る技術文書」と「通らない技術文書」-
当局指摘から「ダメ出しポイント」を逆算し、通るテクニカルファイルの実像を解説。
実際の指摘パターンと是正例から、明日から自社ファイルを“査察目線”で見直せるようになります。
セミナー趣旨
近年、欧州MDRのテクニカルファイル(技術文書)は形式だけ整えても、「中身」が伴わないことで当局・認証機関から厳しい指摘を受けるケースが増えています。
本セミナーでは、実際に多く見られる指摘事項を題材に、「どこが読み落とされているのか」「何が不足していると判断されるのか」を、QMS・リスクマネジメント・臨床評価・PMSなど主要要素ごとに整理します。単なる規制解説ではなく、指摘→原因→是正の流れで具体的に示すことで、受講後すぐに自社のテクニカルファイルを“当局目線”でセルフチェックできる実務の勘所をお伝えします。
習得できる知識
・当局・認証機関がテクニカルファイルのどこを重点的に確認し、どのような観点で指摘してくるかを理解できる。
・よくある指摘パターンから、自社ファイルの不足・弱点(論理の飛び、証拠不足、整合性欠如など)を自ら洗い出す手順を学べる。
・QMS文書・リスクファイル・臨床評価・PMS/PMCFなど関連文書との「ストーリーライン」を整える具体的なポイントが分かる。
・指摘を受けた場合の原因分析と、再発防止につながる是正・予防策の立て方を具体例とともにイメージできる。
・自社の規模や体制に合わせて「やり過ぎずに、しかし外さない」テクニカルファイルの実務レベル感をつかめる。
セミナープログラム
1.はじめに:なぜ今「テクニカルファイル」が問われているのか
1.1 規制動向と当局・NBのチェックの厳格化
1.2 製造業者(Manufacturer)としての義務
2.当局指摘から見るテクニカルファイルの全体像
2.1 テクニカルファイルに求められる基本構造とトレーサビリティ
2.2 QMS文書・リスクマネジメント・臨床評価・PMSとの関係
3.よくある指摘①:QMS・文書構成とテクニカルファイルのギャップ
4.よくある指摘②:リスクマネジメント文書とTFの不整合
5.よくある指摘③:臨床評価(CEP/CER)とテクニカルファイル
6.よくある指摘④:PMS/PMCF・フィードバック関連
7.よくある指摘⑤:ラベリング・使用説明書・UDI 等
8.ケーススタディ:実際の指摘事項から原因と是正策を考える
9.まとめ
(質疑応答)
*途中、小休憩を挟みます。
セミナー講師
mk DUO合同会社 CEO 肘井 一也 氏
■ご経歴
20年以上、メーカ-(オリンパス(株))で医療機器(主に治療機器)の企画、開発、設計、各国規制を含めたマーケティングを経験。
その後、(株)UL Japanを経てDEKRA Certification Japan(株)に移り、
医療機器の安全試験、日本製品の海外輸出、海外製品の日本導入等をサポート。
現在は、コンサルタント会社mkDUOを起業し、医療機器の企画、開発、設計や認証機関でのサポート経験を生かし、
メーカーの視点から、また認証機関の視点から、医療機器に特化した海外・国内規制へのコンサルティングを行う。
■ご専門分野・ご研究
医療機器各国規制、医療機器安全試験、品質マネジメントシステム、ソフトウェア、
リスクマネジメント、ユーザビリティ、臨床評価、統計的手法
セミナー受講料
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 45,100円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき34,100円
【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 50,600円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき39,600円
*学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。
主催者
開催場所
全国
受講について
- 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)
※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。) - 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
- Zoomを使用したオンラインセミナーです
→環境の確認についてこちらからご確認ください - 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です
→こちらをご確認ください
講師のプロフィール
医療機器の規制および開発、製造が専門分野です。規制を能動的に活用することで、市場性および高い品質を満足した製品をいち早く市場導入することをサポートします。
肘井 一也
ひじい かずや / 東京都 / mk DUO合同会社