化学プロセスにおけるスケールアップとトラブル対応【大阪開催】

 豊富なスケールアップトラブル例と対策を用いて解説いたします
     ~各スケールアップ行程を基礎から学ぶ~


講師


アンリ・コンサルティング 代表 森川 安理 氏【元旭化成(株)】

専門
  有機化学、プロセス化学
略歴
  1977年3月 東京大学大学院理学系研究科 有機化学専攻 卒業
  1977年4月 旭化成 入社 入社後、スクリーニング化合物の合成、
        プロセス化学研究に一貫して従事。この間薬学博士号取得(東京大学)
        その後、医薬原薬製造工場の工場長を10年経験。化学品、医薬原薬、
        治験薬等の生産を経験。
  2009-2012年
        九州保健福祉大学薬学部 非常勤講師(一般化学、生物有機化学)
  2013年2月 旭化成 退社
  2013年3月 個人事業主として技術コンサルタント業開始、技術コンサルタントとして
        原薬の製造についての解説を31回に渡り以下のサイトに連載しているので
        参照されたい。


受講料


49,500円(税込、資料付)


■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合46,200円、
  2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。
  備考欄に「会員登録希望」と希望の案内方法【メールまたは郵送】を記入ください。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
  今回の受講料から会員価格を適用いたします。)


※ 会員登録とは
  ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
  すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切掛かりません。
※ 2019年10月1日以降に開催されるセミナーの受講料は、お申込みいただく時期に
  関わらず
消費税が10%になります。


習得できる知識


〇 簡単なスケールアップの化学工学理論(熱伝導、ろ過、撹拌、抽出)
〇 溶媒回収を考慮した溶媒の選択方法
〇 溶媒回収プロセス
〇 プラントの安全性保持技術
〇 スケールアップトラブル例


趣旨


 私は、旭化成にて、スクリーニング物質合成、パイロット設備での試作品製造を通して
有機化学、プロセス化学を学び、原薬・化学品の実機製造の仕事を担当する中で、
化学工学と品質保証を勉強しました。
 この講演では、化学品や原薬のスケールアップ製造に対して、プロセス化学、化学工学、
製品製造、品質保証の立場でどのようにスケールアップを捉えるべきなのか?
広い分野の知識と経験をどのように総合させてスケールアップを進めればよいかに
ついて語りたいと思います。


プログラム


 1 スケールアップファクターの理論 S/V(Surface/Volume)
  1.1 伝熱
   1.1.1 スケールアップするとなぜ伝熱に時間がかかるのか?
   1.1.2 伝熱の基礎化学工学
   1.1.3 単純加熱・冷却
   1.1.4 再結晶の冷却
   1.1.5 反応熱除去考察
  1.2 ろ過
   1.2.1 スケールアップでなぜろ過不良が発生するのか?
   1.2.2 ろ過の基礎化学工学
   1.2.3 加圧ろ過 1.2.4 遠心ろ過

 2 溶媒回収と溶媒の選択
  2.1 なぜ溶媒回収が必要か
  2.2 溶媒回収トラブル
  2.3 溶媒回収の基礎
  2.4 無水溶媒回収
  2.5 溶媒の選択について

 3 撹拌のスケールアップ
  3.1 撹拌のスケールアップはどう考えたらよいのか?
  3.2 理論:先端速度、体積当たりの電力、循環回数の意味
  3.3 反応、再結晶、などの撹拌を考える

 4 抽出のスケールアップ
  4.1 抽出工程でのトラブルは意外と多い
  4.2 分液不良
  4.3 抽出温度
  4.4 溶存酸素の影響(Pd(0)除去)

 5 ろ過と乾燥のスケールアップ
  5.1 ろ過器/乾燥機の組み合わせ

 6 プラントの安全性
  6.1 溶媒静電気発生
  6.2 化合物爆発性
  6.3 環境への負荷と規制

 7 スケールアップトラブルの例紹介

 【質疑応答・名刺交換】