
国内外で加速する量産・商業化、その全体像と主要プレイヤーの戦略を解説
セミナー趣旨
ペロブスカイト太陽電池は、フィルム型を中心に開発・実証・商用化が進む日本企業と、ガラス型およびタンデム型を中心に開発・生産が加速する海外企業で大きくトレンドが異なります。国内では中国製品を輸入・販売する事業者が現れており、特にガラス型については、すでに商用化が開始されている状況です。これに伴い、生産ラインの構築や主要部材の調達が具体化しており、サプライチェーンの形成が着々と進んでいます。
本講演はペロブスカイト太陽電池市場について、関連部材/製造装置等の関連産業を含めた全体像と今後の見通しを示すとともに、注目される主要企業の取り組みを詳説します。
セミナープログラム
1. ペロブスカイト太陽電池の概要と市場規模予測
(1) 国内市場
① タイプ別市場(フィルム型/ガラス型/タンデム型)
② 用途別市場(BIPV/BAPV/発電用途/移動体用途/その他)
(2) 世界市場
① タイプ別市場(フィルム型/ガラス型/タンデム型)
② 用途別市場(BIPV/BAPV/発電用途/移動体用途/その他)
(3) 主要メーカー一覧・概要整理(国内/海外)
2. 関連部材市場の概要と市場規模予測
(1) 主要部材の種類
(2) 主要供給メーカー(国内/海外)
(3) 主要部材別の市場規模予測
3. 製造装置市場の概要と市場規模予測
(1) 主要製造装置の種類
(2) 主要製造装置メーカー(国内/海外)
(3) 主要製造装置別の市場規模予測
4. 注目企業の取り組み実態と事業化見通し
(1) ペロブスカイト太陽電池メーカー(1-2社程度)
(2) 関連部材メーカー(1-2社程度)
(3) 製造装置メーカー(1-2社程度)
5. ペロブスカイト太陽電池関連産業の全体像
6. 関連質疑応答
7. 名刺交換・交流会
セミナー講師
株式会社富士経済
ソーシャル・ソリューション事業部 一部
ミドルエキスパート
川合 洋平 氏
2005年埼玉大学教養学部卒業。同年に株式会社富士経済入社。以降、エネルギー分野に特化してリサーチ業務に従事。
<活 動>
株式会社富士経済に入社後、企業・団体からの受託によるリサーチ&コンサルティング業務のほか、主に以下の自主企画調査レポートの企画立案・調査業務に携わっている。
・「新型・次世代太陽電池の開発動向と市場の将来展望」
・「太陽電池関連技術・市場の現状と将来展望」
・「再生可能エネルギー発電関連システム・サービス市場/参入企業実態調査」
・「発電~調達~小売に至るグリーン電力市場の全体像・将来予測調査」
その他、再生可能エネルギー発電システム/電力自由化市場に関する受託調査多数
セミナー受講料
1名:37,260円(税込) 2名以降:32,260円(社内・関連会社で同時お申し込みの場合)
※地方公共団体ご所属の方は、2名まで11,000円(税込)
但し、会場受講またはライブ配信受講限定。2名様の受講形態は同一でお願いいたします。
※システムの仕様上、お申込み画面では通常料金が表示されます。割引適用後の受講料は、ご請求書にてご確認ください。
受講について
【会場またはライブ配信受講】
ライブ配信受講の方は、お申し込み時にご登録いただいたメールアドレスへ、Zoomでの視聴用URLとID・パスワードを開催前日までにお送りいたします。
【アーカイブ配信受講】
<1>セミナー終了3営業日後から2週間何度でも、アーカイブをご視聴いただけます。
<2>収録動画配信のご用意ができ次第、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りいたします。
<3>質疑応答は原則として収録録画からカットされますが、ご視聴後のご質問など、講師とのお取次ぎを
させていただきます。
受講料
37,260円(税込)/人
前に見たセミナー
関連セミナー
もっと見る関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
補償光学(AO)とは?レーザー加工の精度を限界突破させる次世代技術を徹底解説
【目次】 現代の製造業は、スマートフォンや半導体、医療機器などに代表されるように、ミクロンやナノメートルレベルの超精密加工を求められ... -
静電選別とは?リサイクルの切り札となる仕組み・原理を徹底解説
【目次】 現代社会が抱える深刻な課題の一つに、資源の枯渇と大量廃棄の問題があります。私たちの生活を豊かにする製品は、役目を終えると膨... -
地中熱とは?知られざる再生可能エネルギー「地中熱」の可能性を解説
【目次】 再生可能エネルギーと聞いて、太陽光や風力を思い浮かべる方は多いでしょう。しかし、私たちの足元、大地にもクリーンで安定したエ... -
アンモニア発電とは?CO2排出削減の切り札、次世代燃料の仕組みや課題を解説
【目次】 地球温暖化対策が喫緊の課題となる中、温室効果ガスの排出量削減は世界共通の目標です。特に発電分野におけるCO2排出量の多さは...